楽天証券、株式投資手数料の無料枠を拡大、ヤフーが証券会社比較メディア開設──9/27〜10/2の投資ニュース

外為どっとコム、仮想通貨500万円をFXで増やす「バーチャルFXコンテスト」開催

外為どっとコムは9月28日、仮想資産500万円をFXでどれだけ増やせるかを競う「第35回バーチャルFXコンテスト」を始めた。コンテスト優勝者には賞金として10万円分のAmazonギフト券が進呈される。2位に同8万円分、3位には5万円分など、上位100名までに順位に応じた商品が進呈される。実際に入金せずにFXが体験できるので、外貨取引の未経験者や初心者でも挑戦しやすそうだ。

楽天証券、100万円以下の国内株式手数料を無料に

楽天証券は9月29日、国内株式(現物・信用)の、1日の取引金額合計100万円以下の取引手数料を無料にすることを発表した。2020年12月から。対象は「いちにち定額コース」で、現在は50万円までが無料だった。デイトレーダーなど、1日のうちに繰り返し取引を行う人にとって、今回の手数無料枠の拡大は非常に有用となるはずだ。

1日の取引金額の合計で手数料が決まる「いちにち定額コース」のほかに、1回の取引金額で手数料が決まる「超割コース」もある。

今回の手数料無料枠拡大を前に、セキュリティを強化することも発表。各種設定を変更したり入出金をしたりする時の通知を強化、二要素認証を導入するという。

日興フロッギー、株を買うとクーポンがもらえる新サービスを期間限定で提供──森永、伊藤園など6社の株が対象

SMBC日興証券は9月30日、NTTドコモと共同で提供している投資サービス「日興フロッギー+docomo」で、指定の企業の株を買った利用者にdポイントを付与する「日興フロッギーボナチケ」というサービスを新たに提供すると発表した。期間限定で、10月1日から年度末まで行われる予定。

この新サービスの仕組みは、同証券の「キンカブ」(金額または株数を指定して少額の株式投資ができる取引)を利用して指定の6社の株を購入すると、クーポン(ボナチケ)が発行されるというもの。

対象の株式は、まず10月1日から12月31日までが4社(森永製菓 <2201> 、伊藤園 <2539> 、エバラ食品工業 <2819> 、小林製薬 <4967> )で、11月1日から2021年1月31日まで対象となるのが2社(森永乳業 <2264> 、明治ホールディングス <2269> )。このクーポンは、これら6社の商品購入に使えるもので、通常のdポイントに加えて、さらにdポイントが進呈されるという仕組みだ。

具体的には、森永製菓「inゼリー」、伊藤園「健康ミネラルむぎ茶」、エバラ食品工業「プチッと鍋」、小林製薬「噛むブレスケア」、森永乳業「マウントレーニア」、明治ホールディングス「きのこの山・たけのこの里」が対象だ。

仕組みが複雑なため流れを整理しておこう。

リリースより

(1) 日興フロッギーの記事を見る
(2) クーポン対象銘柄の株をキンカブを使って500円以上買う
(3) 特別クーポンをもらう
(4) ドコモのサイトで対象商品を選んで買う(dポイントカードを提示)
(5) ポイントボーナスが付与される

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tsumiki証券が公式アプリを更新、生体認証の利用が可能に

リリースより

丸井グループの子会社で、積み立て投資専門の証券会社・tsumiki証券は9月30日、公式アプリを更新し、資産状況をワンタップで見られるようにしたほか、Touch IDやFace IDなどの生態認証を使えるようにしたと発表した。

このほか、オートログインで資産の確認がいつでもできるようになったほか、アプリで商品選び、積立金額の設定もできるようになった。また毎月の積み立てスケジュールもプッシュ通知で届くという。アプリはiOS、Androidに対応で、無料でダウンロードできる。

ヤフーが証券会社比較メディアを開設、200社以上を掲載

リリースより

ヤフーは9月30日、国内200社以上の証券会社の詳細情報を掲載した比較メディア「証券会社カタログ」を開設した。「国内株式」「投資信託」「NISA対応」など取扱商品から証券会社を検索できるほか、取引銘柄の多い順、手数料が安い順など、ユーザーの検索意図に応じて情報を並び替えもできる。

今後、株式や投資信託以外にもカテゴリーを拡充するほか、ランキングを掲載して、より比較しやすくするという。

文:CoinDesk Japan編集部
編集:濱田 優
画像:Shutterstock.com

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