GMOクリック証券、FXのスプレッドを縮小 12月22日までの午前9〜翌午前3時
GMOクリック証券は10月12日、午前9時から午前3時までのFXの18通貨ペアでスプレッド縮小を実施すると発表した。12月22日までの期間・時間帯限定。米ドル/円が0.2銭から0.1銭になるほか、ユーロ/円が0.5銭から0.3銭に、ポンド/円が1.0銭から0.6銭などになる。縮小期間中のスプレッドは原則固定だが、相場急変時、指標発表時にはスプレッドが拡大する可能性があるという。対象通貨ペアとスプレッドは以下の表を参照。
SMBC日興、キンカブ(金額・株数指定取引)に7本のETFを追加
SMBC日興証券は10月9日、同日約定分より金額・株数指定取引の「キンカブ」に、新たに7本のETFを追加したと発表した。キンカブは、同社が指定した東証上場銘柄を100円から投資できる独自サービスで、金額と株数を指定して取引できる。今回追加された銘柄は、日本除く世界株に連動したものが1本、先進国株(MSCI−KOKUSAI連動)が3本、NYダウが1本、S&P500が2本。具体的な商品名は次の通り。
また同社は同じく10月12日より、公式Twitterアカウントで、投資情報のツイートをスタートした。キンカブのみならず、投資に関する情報を幅広く扱っている。
One Tap BUY、PayPay証券への商号変更日を21年1月中と発表
One Tap BUYは10月12日、「PayPay証券株式会社」への商号変更日を2021年1月中と発表した。また同日、ソフトバンク株式会社とみずほ証券を引受先として、第三者割当増資を実施したことも発表。これにより、One Tap BUYはソフトバンクとみずほ証券による共同経営体制へ移行する。ソフトバンクの子会社であるPayPay株式会社との連携を強化し、PayPayボーナス等の利用を通して、生活シーンと金融事業の融合を図るという。
国内株投信、6ヵ月連続(1~9月)で新規流出 6000億円超と見られる
2020年9月の投信概況がまとまり、ETFを除く国内株投信から6ヵ月連続で資金が流出していることが10月13日分かった。投資信託協会が公表したもの。国内資金が海外の投信に流れており、報道では外国企業を取り入れた投信へのシフトが起こっているようだ。
日興リサーチセンターによると、1~9月の国内投信の流出規模は6000億円を超える模様。同期間で3年ぶりの高水準となった。
三菱UFJ銀、12月から来店を「予約制」に 三井住友などにつづき
三菱UFJ銀行は10月13日、国内全支店・出張所への来店予約サービスの導入を発表した。来店予約が必要なのは2020年12月1日以降の来店分から。新型コロナウィルスの感染拡大を受けて、対面型の取引でも3密状態の回避を図るのが狙いという。
予約受付は11月2日からWebサイトでできる。同行ホームページから各店舗のページにアクセスし、予約する日と行いたい手続きを選択。名前とメールアドレスの入力が求められる。来店予定日の前日午前9時に確認のメールが送られるという。
予約が必要な手続きは次の通り。なお、時間のかからない入出金・振込・税公金・両替は来店予約サービスの対象外。
新規口座開設、インターネットバンキング関連、定期預金・外貨預金に関する手続き、外貨つみたて、投信つみたての手続き、氏名変更・代表者変更・商号変更、住所変更、カード関連手続き、紛失・発見、口座解約、相続書類の提出、成年後見人制度利用の届け・変更
来店を予約制にする動きは三井住友銀行、埼玉りそな銀行などが既に導入している。最大手の三菱UFJ銀行が来店予約サービスを導入したことで、同サービスの拡大が一層進みそうだ。
文:CoinDesk Japan編集部
編集:濱田 優
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