米大手決済のペイパルが暗号資産(仮想通貨)市場への参入計画を発表した10月21日(米東部時間)、ビットコインとライトコインの価格が急騰した。
ビットコイン(BTC)は$12300を超え、CoinDesk のBitcoin Price Indexでは8月18日以来の高値をつけた。ライトコイン(LTC)の価格は同日、10%以上上昇し、$52.90近辺で取引された。ライトコインは9月3日以来の高値を記録し、ビットコインの同日の上げ幅を上回った。
世界で3億4600万のアクティブユーザー(アカウント)を抱えるペイパルは21日(米東部時間)、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産を使って約2600万の店舗で買い物ができるサービスを開始すると発表。ペイパルのウォレットを利用して、暗号資産の取引や保管も可能になる。早ければ2021年初めにも同サービスを始める。
ペイパルが扱う暗号資産は当面、ビットコイン(BTC)、ビットコインキャッシュ(BCH)、イーサリアム(ETH)、ライトコイン(LTC)の4種類。
編集:佐藤茂
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