韓国最大の電子機器コングロマリット、サムスンが独自のブロックチェーン・ネットワークを開発を進めている。CoinDesk Koreaが関係者の話として報じた。
同報道によると、サムスンは社内のブロックチェーンタスクフォースが中心となって、イーサリアムを基盤としたブロックチェーン・メインネットの開発を進めている。メインネットには、ブロックチェーンを開発した後に実際に行われるトランザクションが記録される。開発は社内の実証試験フェーズであるという。
同社は現在、プライベートブロックチェーンの開発を検討しているが、将来的にはパブリックブロックチェーンになる可能性もあると、同関係者がCoinDesk Koreaに述べた。
ブロックチェーンの開発が完了した後、同社は「サムスンコイン」の発行を進める可能性があるという。
翻訳:CoinDesk Japan
編集:佐藤茂、浦上早苗
写真:Samsung image via Shutterstock
原文:Samsung Developing Ethereum-Based Blockchain, May Issue Own Token