楽天証券がファンド型クラファン開始、東証で大納会ほか──12/26〜1/1の投資ニュース

SBI証券、iDeCoの電子申込み受付を開始へ

SBI証券は12月28日、iDeCo(個人型確定拠出年金)の電子申込みの受付を開始すると発表した。受け付けは2021年1月4日(月)から。これまでは、すべてて書面による申込みの対応のみだったが、国民年金基金連合会が2021年1月にiDeCoの加入および企業型確定拠出年金(企業型DC)からの移換手続きの電子申請に対応することを受けて、電子申込みの受付を開始した。

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楽天証券が「ファンド型クラウドファンディング」の提供開始

楽天証券は12月28日、新たに「クラウドファンディング」サービスの提供を開始した。ミュージックセキュリティーズが取り扱うファンドで、同社によれば、「ファンド型クラウドファンディング」の提供は主要ネット証券で初めて。楽天証券は、「ESG投資をはじめ、様々な経済的・社会的双方の価値追求ができる幅広い投資」ができるようになるとしている。

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AIが銘柄を選んで算出する指数に連動「イーマクシス ネオ」が200億突破

三菱UFJ国際投信のノーロードのインデックスファンドシリーズ「eMAXIS Neo」(イーマクシス ネオ)の純資産残高が 12 月 28 日に 200 億円を突破した。同社の発表によると、イーマクシス ネオは、米国の金融商品取引所に上場している銘柄の中からAI(人工知能)が対象のテーマごとに銘柄を選定し算出する「S&P Kensho ニューエコノミー指数」に連動することをめざしている。現在 シリーズの投信は9 本。

大和証券、家族サービスをLGBTQの同性パートナーにも適用

大和証券は12月29日、家族向けサービスである「家族プラス」「ダイワのファミリーサポートサ ービス」の 2 つについて、LGBTQ の同性パートナーも家族の一員とみなし、サー ビスを利用できるようにするという。2021年1月中旬からの予定。

「家族プラス」は、預かり資産 1,000 万円以上の顧客に提供している特典サービスが家族も利用できるというもの。「ダイワのファミリーサポートサービス」は家族に資産管理や資産運用を任せたいという場合や、ご両親の資産管理や資産運用が心配と いう場合に、家族が「口座管理人」となり、顧客(口座名義人)に代わって、残高・取引内 容の確認、注文の発注、各種書類の代筆などができるというもの。

東証で大納会、終値は31年ぶりの水準

日本取引所グループは2020年最後の取引日である12月30日、東京証券取引所で大引け後に毎年恒例の大納会イベントを行い、オンライン配信した。終値は2万7444円17銭で、大納会としては、バブル期の1989年につけた3万8915円87銭以来、31年ぶりの高値。2020年は年間の上昇率が16.01%(19年は18.19%)と2年連続で15%超、上場企業数も102社と13年ぶりの水準だった。

イベントでは清田瞭日本取引所グループCEOがあいさつ。マネックス証券の清明祐子社長、日産証券の二家英彰社長ら5人が打鐘を行った。東証執行役員の川井洋毅氏による手締めで終了した。

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文:CoinDesk Japan編集部
編集:濱田 優
画像:Shutterstock.com