クレカを作ったらスマホに入れたいFintechアプリ5選【資産管理・ポイント】

クレジットカードをより便利に使うために役立つのが、保有カードと連携可能な資産管理アプリだ。すでに有名な「Moneytree」や「マネーフォワード ME」などのほか、夫婦の共有家計簿として使える「OsidOri」などの人気も高まっている。クレジットカードと連携して使うと独自のポイントが貯まるアプリもある。

Moneytree──AI技術で支出を自動カテゴリ分けできる資産管理アプリ

Moneytree
Moneytree

App Storeにおける評価:★4.6(約12万件の評価)

「Moneytree」は銀行や電子マネーのほか、クレジットカードの利用履歴も管理できる。銀行口座やクレジットカードを登録すると、アプリ側が資産の残高や利用明細を自動で取得する。そしてこのアプリにはAI(人工知能)技術が搭載されており、支出を適切なカテゴリに振り分けてくれるため、手間をかけることなく家計簿を管理できる。

登録できるクレジットカードは2021年1月時点で133種類で、VISAやMastercard、American Express(アメックス)やダイナースクラブにも対応している。

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マネーフォワード ME──国内最大の利用率を誇る資産管理アプリ

マネーフォワード
マネーフォワード

App Storeにおける評価:★4.3(約8.2万件の評価)

「マネーフォワード ME」も利用者が多い資産管理アプリだ。リリースされたのは2012年12月で、利用者数は2021年1月時点で1,150万人に上っている。インターネット調査によれば、国内での利用率は類似アプリの中で最も高いという。

Moneytreeと同じように、銀行口座や電子マネー、クレジットカードなどにおける出入金をアプリで管理・把握することができ、クレジットカードをよく使う人にとっては「使い過ぎ」を知らせてくれるアラート機能なども嬉しい。

連携・登録可能なクレジットカード数は2021年1月時点で326種類に上っており、アメックスを含むさまざまなカードに対応している。

家計簿Zaim──サブスクサービスの利用料も一元管理可能できるアプリ

Zaim
Zaim

App Storeにおける評価:★4.3(約7,000件の評価)

「家計簿Zaim」の利用者も多く、すでに利用者数は1,000万人を超えている。銀行やクレジットカードと連携が可能なことはMoneytreeやマネーフォワード MEと同様だが、家計簿Zaimがユニークな点としては、サブスクサービスの利用料も一元管理できることが挙げられる。

家計簿Zaimではこの機能を2020年6月から新たに実装している。新型コロナウイルスの感染拡大下においては、自宅で楽しめる動画配信サービスや音楽配信サービスの利用が伸びている。こうしたサービスを多く利用している人にはピッタリなアプリだ。

対応しているクレジットカード数は2021年1月時点で135種類。マネーフォワード MEよりは少なく、Moneytreeと同程度といったところだ。

OsidOri──夫婦でお金のことをまとめてチェックできるアプリ

OsidOri
OsidOri

App Storeにおける評価:★4.0(約1,000件の評価)

上で紹介した3種類のアプリとは少し趣向が異なるのが「OsidOri」だ。夫婦や家族のお金をまとめてチェック可能にすることをコンセプトに開発されたアプリで、収入・支出のほか、家族旅行や教育費用のための貯金の管理できる。

このように夫婦間でのシェアなどを目的としたアプリではあるが、自分専用のページを作ることもでき、個人のクレジットカードの明細を相手から見えないようにすることも可能。

公式サイトによると、対応しているクレジットカード数はアメックスなどを含む139種類。

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CRECO──独自ポイントも貯まるアプリ

CRECO
CRECO

App Storeにおける評価:★3.3(約100件の評価)

「CRECO」は、クレジットカードと電子マネーの管理に特化したアプリで、2016年3月にリリースされた。銀行口座の連携はできないが、CRECO独自の特長がある。それは「CRECOポイント」という独自ポイントが貯まることだ。

クレジットカードの新規登録や利用明細のカテゴリー選択、おすすめ店舗の利用、友達紹介などで、CRECOポイントが貯まり、貯まったポイントはAmazonギフト券などと交換できる。

対応しているクレジットカード数は、2021年1月時点で292種類。

決済手段が多様化する中で便利な資産管理アプリ

昨今においては決済手段が多様化し、お金の出入りの管理が以前より難しくなっている。そういった中でこうした資産管理アプリは重宝するだろう。クレジットカードを作ったタイミングなどで、スマホにインストールしておくとよいかもしれない。

|文:CoinDesk Japan編集部
|編集:濱田 優
|画像:Shutterstock.com