米資産運用のロスチャイルド・インベストメントが、暗号資産「イーサリアム」の投資信託に初めて投資したことを明らかにした。
シカゴに拠点を置くロスチャイルドは15日、米グレイスケール・インベストメンツが運用する「グレイスケール・イーサリアム・トラスト(Grayscale Ethereum Trust)」の26万5302口を購入したことを発表。開示報告書によると、保有額は475万ドル(約5億1800万円)に相当する。
ロスチャイルドはすでにグレイスケールのビットコイン・トラストにも投資しているが、今回さらに約8000口を買い増し、保有量を3万8346口にしている。
ニューヨークに本社を置くグレイスケールは、機関投資家向けに暗号資産の投資ファンド(投信)を運営する企業。グレイスケールの親会社は、暗号資産とブロックチェーン領域で投資を行うベンチャーキャピタルのデジタル・カレンシー・グループ(Digital Currency Group)。
|編集:佐藤茂
|トップ画像:アメリカ・シカゴ(Shutterstock)
|原文:Rothschild Investment Buys $4.75M Initial Stake in Grayscale Ethereum Trust