SBI証券、初めて一般投資家向けデジタル債券発行
SBI証券は4月19日、一般投資家向け社債型STO(Security Token Offering)の実施を公表した。SBI証券によると一般投資家向けのSTOは国内初。
発行額は1億円で期間は1年(2021年4月27日─2022年4月27日)。応募者は0.35%の利息と別に、額面10万円ごとに10XRP(エックス・アール・ピー。リップル)が付与される。なお、当該債券は本記事執筆時点で完売している。
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STOとは
STOはブロックチェーン技術を用いた資金調達法だ。有価証券などをひも付けたセキュリティトークンを出資者に割り当て、資金を募る。ひも付けられた有価証券はセキュリティトークンの価値の裏付けとなる。当該債券の場合、SBI証券発行の債券がひも付けられたセキュリティトークンを応募者に割り当てる。
また従来の有価証券は証券保管振替機構(ほふり)で一括管理されるが、STOではブロックチェーン技術で管理される点にも特徴がある。当該債券においては株式会社BOOSTYによるブロックチェーンコンソーシアム「ibet for Fin」により管理される。
ネット証券各社、25歳以下の株式手数料を無料化
SBI証券は4月20日、25歳以下の国内株式手数料を実質無料とした。徴収した手数料を全額キャッシバックすることで実質的に無料とする。なお未成年口座においては月1万円がキャッシュバックの上限。
同日、岡三オンライン証券と松井証券も25歳以下の国内株式手数料の無料化を発表した(5月6日から)。また4月22日にはDMM.com証券も続き、同じく25歳以下の国内株式手数料の無料化を発表した(4月30日から)。
ネット証券は手数料の引き下げ競争が過熱している。2019年12月には松井証券が投資信託の販売手数料の無料化に踏み切り、2020年10月にはSBI証券が1日100万円以下の国内株式手数料を無料とした。いずれも各ネット証券は追随し、手数料を同様に引き下げている。
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FXトレードフィナンシャル、新ツールのβ版を提供
ゴールデンウェイ・ジャパンは4月21日、運営のFXトレードフィナンシャルにおいて、開発中の新取引ツール「GX(仮称)」のβ版を公開した。仮想資金を用いるデモトレードで、スマートフォン(Android)で利用できる。
FX情報サイトもリリース
ゴールデンウェイ・ジャパンは4月22日、FX情報配信サイト「FXTF情報局」のリリースも発表している。同サイトではアナリストによる投資展望や著名投資家のトレード手法などの記事および動画の配信を行う。
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アルパカ証券、第一種金融取引業に登録
AI開発のAlpaca Japanは4月21日、第一種金融商品取引業者への登録を発表した。同社は2021年夏に「アルパカ証券」としてサービス公開を予定している。
アルパカ証券はIFA(金融商品仲介業)事業を行う予定だ。顧客はアルパカ証券で口座を開設し取引を行うが、資産運用の提案は金融アドバイザー(IFA)から受ける。
IFA事業はSBI証券や楽天証券などが先行している。アルパカ証券は自社のAI技術を活用し、シェアの獲得を目指す。
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トレイダーズ証券、紹介プログラムを中止
トレイダーズ証券は4月22日、運営する「みんなのFX」および「LIGHT FX」において、2021年2月から実施していた紹介プログラムの中止を発表した。当該プログラムは条件を満たした紹介者と被紹介者それぞれに3,000円がキャッシュバックされるもの。
4月22日以前の申し込みは対象だが、トレイダーズ証券の判断で対象外となるケースがあり得るとのこと。
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キャンペーン関連情報
マネックス証券、米国四季報の抽選キャンペーン開始
マネックス証券は4月19日、東洋経済新報社「米国会社四季報(2021年春夏号)」の抽選キャンペーンを開始した。5月9日23:59までにエントリーした応募者の中から100名に進呈される。
応募に条件はなく、マネックス証券に口座を持っていなくても可能だ。
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LINE FX、口座開設キャンペーン開始
LINE証券は4月19日、FXサービスLINE FXにおいて、新規口座開設キャンペーンを開始した。常設の口座開設キャンペーンと併せ、最大5.5万円がキャッシュバックされる。
常設のキャンペーンは2020年10月から実施しており、口座開設の翌月末までに1回以上の取引を行うと5,000円がキャッシュバックされるもの。
新しいキャンペーンでは、7月31日までの口座開設申込者に限り、口座申込の翌々月末までに50万通貨以上の新規取引を行うとキャッシュバックされる(「米ドル/円」取引は対象外)。キャッシュバック金額は1,000円~5万円で、5,000万通貨以上の新規取引で5万円がキャッシュバックされる。なお、常設のキャンペーンは「米ドル/円」取引も対象としている。
また、同社は7月31日まで「米ドル/円」スプレッドを0.2銭から0.0~0.2銭へ引き下げるキャンペーンも行っている。
株式アプリ「STREAM」、口座開設キャンペーン開始
スマートプラスは4月22日、運営のコミュニティ型株式取引アプリ「STREAM」において口座開設キャンペーンを開始した。
キャンペーン期間は5月31日まで。期間中に口座を開設した20~25歳の中から、抽選で10名に1万円の投資資金が進呈される。
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|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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