米パイプラインのサイバー攻撃、ハッカーに暗号資産で身代金支払う:報道

米石油パイプライン大手のコロニアル・パイプラインがサイバー攻撃を受けた事件で、同社は攻撃を仕かけたとされる東ヨーロッパ系のハッカー集団に身代金500万ドルの一部を暗号資産(仮想通貨)で支払った。複数の米報道機関が報じた。

今回のサイバー攻撃は、ランサムウェア(身代金ウイルス)によるもので、攻撃を受けた側のネットワークは機能不全に陥り、身代金を支払えば機能の正常化を行うことができる。

ブルームバーグの13日の記事によると、身代金の支払いは「追跡不可能な暗号資産」が利用され、攻撃を受けてから数時間で行われた。同報道によると、FBIはハッカー集団が「ダークサイド(DarkSide)グループ」と関係を持つ集団である可能性があるとしている。

身代金の支払いに利用された暗号資産の種類は分かっていないが、プライバシーを重視した暗号資産は複数存在する。CNNは12日に、同犯行グループが当初、ビットコイン(BTC)での支払いを要求していたと報じた。

コロニアル・パイプラインは米国東部を中心に石油製品のパイプライン輸送事業を運営している。同社は12日に運営を再開させた。

|編集:佐藤茂
|トップ画像:アラスカのパイプライン(写真は当記事とは関係ありません)
|原文:Colonial Pipeline Paid Almost $5M Crypto Ransom Soon After Attack: Report

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