アイコン

ICX
JPY
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31.11
24h変動率
8.82%
24h変動値
2.52
時価総額
321億
24h変動値
2.52
時価総額
321億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

アイコン (ICON) の基本情報

発行上限
承認方式
開始日
中央機関
提唱者
オフィシャルサイトURL https://iconrepublic.org/
ホワイトペーパーURL https://icon.foundation/resources/whitepaper/ICON-Whitepaper-EN-Draft.pdf
公式X URL https://twitter.com/helloiconworld
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

アイコン(ICX)とは

アイコン(ICON) は、2017年に公開された韓国発の暗号資産(仮想通貨)である。厳密には、さまざまなブロックチェーンをつなぎ合わせることを目的とするブロックチェーンのプロトコルを指す。アイコンのブロックチェーン上に構築されたネットワークで使われる仮想通貨がICX である。

アイコン(ICX)の歴史

創設者は、韓国最大のファンテック企業「デイリーフィナンシャルグループ」の元CSO(最高戦略責任者)であるミン・キム氏だ。2017年秋の公開日には完売を記録するほどの人気を集めたほか、「韓国版イーサリアム」と呼ばれるなど注目を浴びている。

アイコン(ICX)の特徴

「韓国版イーサリアム」

アイコンが注目を集めるのは、独自のブロックチェーン技術を利用した「スマートコントラクト」によって、異なるコミュニティー間の契約や取引をスムーズに行うことを可能にした点だ。

スマートコントラクトとは、人を介することなく自動的に契約を執行する仕組みのことを指す。 このように、アイコンを使って多様なコミュニティー間の円滑な契約や取引を実現したため、「韓国版イーサリアム」と呼ばれるようになった。

韓国ではすでに病院や保険、銀行、証券など現実世界で、この技術が広く活用されている。

コミュニティをつなぐ「Loop chain」

アイコンでは、それぞれ異なるコミュニティーを「ICON Nexus」というアイコンネットワークの中心となる部分につなげている。このブロックチェーンの独自の技術を「ループチェーン(loop chain)」という。

スマートコントラクト機能「SCORE」

アイコン最大の特徴の1つが、独自のスマートコントラクト技術「SCORE」である。 SCOREは前段で触れたループチェーンというブロックチェーン技術の機能を拡張したもので、SCOREを使用すれば、ブロックチェーンの承認などのプロセスとは関係なく、スマートコントラクトを実行できる。

このため、アルゴリズムの異なるブロックチェーンもつなぐことができるほか、仮にスマートコントラクトに不具合が生じてもブロックチェーンの機能には影響を与えずに済む。 また、スマートコントラクトのデータの更新作業も簡単である。

ウォレットID「ICONick」

アイコンには、「ICONick(アイコニック)」というICONネットワーク内で使えるウォレットIDを作成できる機能がある。ビットコインのような仮想通貨の送金には、長くて複雑なアドレスが必要だが、アイコニックは自分でIDを決めることができ、簡単に取引できる。 アイコンユーザー1人につき、1つのIDが利用可能できる。

分散型取引所(DEX)を導入

アイコンでは分散型取引所(DEX)が導入されており、特定の中央管理者が存在せず、アルゴリズムのみで稼働している。 取引はユーザー同士で直接行われるため、取引所を介する際に発生する手数料は削減できる。また、取引所がハッキングされて仮想通貨や個人情報が流出したり、取引所自体が倒産したりというリスクも回避することができる。

マイニングは存在しない

アイコンでは、ビットコインのように、マイニングによって仮想通貨が新規発行されることはない。代わりに、新規発行量はアイコンのコミュニティーの代表である「C-rap」が毎年協議して決定される。

C-rapは固定されたグループではなく、コミュニティによって選出されるので、一部の人間によって恣意的にアイコンが利用されることはなく、中央集権化することを防いでいる。

独自のコンセンサスアルゴリズム

コンセンサスアルゴリズムには「LFT(Loop Fault Tolerance)」を採用している。LFTとは、いわゆる「ビザンチン将軍問題」を解決して正しい合意を行うための独自の高性能コンセンサスアルゴリズムである。LFTによって、迅速なコンセンサスに基づき、取引が早く行われ、ネットワーク内でのブロックチェーンの分岐も防ぐことができる。

LFTの種類

LFTには、取引所記録をまとめてブロック生成する「リーダーノード」と、リーダーノードが作成したブロックを検証する「検証ノード」の2つが存在する。 新たにブロックを追加するためには検証ノードによる一定の賛成が必要となる仕組みだ。

アイコン(ICX)の将来性

韓国版イーサリアムと呼ばれるアイコンは、より多くの企業や組織がブロックチェーン技術を取り入れ、最終的には世界中のコミュニティーを単一のアイコンネットワークでつなぐことを目標にしている。アイコンの価格は2022年8月7日時点で1ICX=45円前後 で、一時期に比べると下落傾向にあるが、最新の技術を導入したスマートコントラクトを活用しているアイコンの将来性は十分期待できるだろう。

アイコン(ICX)の購入方法

アイコンは現在、国内取引所で購入することはできない。Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。

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