世界の投信残高、1年で34.8%増加
投資信託協会は6月21日、「投資信託の世界統計(2021年第1四半期)」を発表した。世界の規制オープンエンド投資信託の残高は64.63兆ドルに達し、前年同期比34.8%の増加となった。
株式投信の残高が最も伸びた。前年同期比55.1%以上増加し、残高は29.76兆ドルとなった。コロナショックからの株価回復が背景にあるだろう。
SBI証券、開設後2か月間米国株の手数料無料化
SBI証券は6月21日、外国株式取引口座が300万口座突破したことを受け、米国株式における新しい常設のプログラムを発表した。総合証券口座開設後の翌月末まで米国株式および米国ETFの取引手数料を無料にするもの。7月1日以降の口座開設者が対象だ。
米国株式キャンペーンも
SBI証券は併せて米国株式の取引キャンペーンも発表した。7月9日から7月30日まで、米国株式および米国ETF定期買付サービスの買付手数料を最大1.1ドルに引き下げる(現行22ドル)。
米国株223銘柄追加
またSBI証券は6月22日、米国株式の取り扱いを223銘柄増やした。SBI証券の米国株式取り扱い銘柄は4,200銘柄となり、主要ネット証券最多水準となった。
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外為オンライン、iPhone用アプリをリリース
外為オンラインは6月21日、最新版のiPhone用取引アプリをリリースした。チャート機能などの強化性を高め、また指定した為替レート到達を教えるプッシュ通知機能を取り入れた。
なお、プッシュ通知機能はAndroid向け取引アプリでも取り入れられた。アプリ更新を行うと利用できる。
ネオモバイル証券、60万口座達成
SBIネオモバイル証券は6月22日、5月に60万口座を突破していたと発表した。6月20日に同社の口座数が50万口座と報じられたことに対する処置。SBIネオモバイル証券によると、多くの若年層・投資未経験者が口座開設を申し込んでいるとのこと。
SBIネオモバイル証券は1株単位で株式取引でき、またTポイントを使った取引が可能だ。FXサービス「ネオモバFX」も提供している。
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野村證券、資産管理アプリに新機能追加
野村證券は6月23日、資産管理アプリ「OneStock(ワンストック)」に「月々の貯蓄を考える」機能を追加した。現在の貯蓄額や将来のライフイベントによる支出に基づき、ライフプランの実現に必要な月々の貯蓄額の算出を行うもの。
同アプリはマネーフォワード社と共同で製作された。iPhoneおよびAndroid端末の双方に対応し、野村證券に口座を持っていなくても利用できる。
カブコムFX、「メキシコ円」取り扱い開始
auカブコム証券は6月23日、FXサービス「auカブコムFX」で新しい通貨ペア「メキシコペソ/円」を取り扱うと発表した。実施は6月28日。同社の取り扱い通貨ペアは13種となる。
スプレッドは、新規1回あたり取引が100万通貨以下は0.3銭、110万口座以上では0.9銭となる。
「メキシコペソ/円」は一般に高金利通貨ペアだ。買いポジションを建てることでスワップポイントを受けられるだろう。ほかに「南アフリカランド/円」や「トルコリラ/円」が代表的な高金利通貨ペアだ。
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松井証券、投資信託16銘柄を追加
松井証券は6月23日、新しく16銘柄の投資信託を取り扱うと発表した。三菱UFJ国際投信のeMAXISシリーズなど。取り扱い開始は6月29日で、前日の夕方データ一括処理後(17時頃)から発注できる。
松井証券の投資信託全体の取り扱い銘柄数は1,486銘柄となり、つみたてNISA対象銘柄は170銘柄となる。
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マネックス証券、単元未満株の買付手数料を無料化
マネックス証券は6月24日、単元未満株取引サービス「ワン株」の買付手数料無料化を発表した(現行0.55%)。7月5日以降適用される。
単元未満株取引は株式を1株単位で取引できるサービス。通常の取引所取引は100株単位で取引を行うが、同サービスは相対取引だ。証券会社が取引の相手方となり、1株単位で取引できる。
一般に、単元未満株取引は取引所取引より手数料が高い。マネックス証券は主要ネット証券で初めて買付手数料の無料化に踏み切る。
単元未満株取引アプリ 口座開設キャンペーン
マネックス証券は併せて単元未満株取引ができるアプリ「ferci(フェルシー)」のキャンペーンを発表した。同アプリを通じ、マネックス証券に初めて口座開設を行った方全員に200円が進呈される。
期間は7月1日~9月30日。口座開設月の翌月下旬にマネックス証券口座へ入金される。
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インヴァスト証券、取引ツールに「FIFO注文」を追加
インヴァスト証券は6月25日、PC向け取引ツールおよびスマホ取引アプリにおいて、「FIFO注文機能」の追加を発表した。6月26日のアップデート以降利用できる。
FIFOは「First in First out」の略で「先入れ先出し」の意味。注文と反対のポジションが無ければ新規、あれば決済と自動的に判定される。注文時に新規・決済を指定しないためスピーディーに発注できる。ただし「両建て機能」利用中は全て新規注文となる。
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|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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