ブロックチェーンを活用したエコシステムを構築するエンジン(Enjin)は、トークンセールスプラットフォームのコインリスト(CoinList)でのパブリックセールで2000万ドル(約22億円)の「Efinity Token(EFI)」を販売したと発表した。
パブリックセールは6月24日に開催され、4万89人が参加、わずか2時間半で完売したという。
EFIは、同社が開発したノンファンジブル・トークン(NFT)専用のブロックチェーン「Efinity」のネイティブトークン。Efinityはポルカドット(Polkadot)を使って構築されている。
今回の販売は暗号資産市場が低迷しているにもかかわらず、依然として新しいトークンを早期に手に入れることへの関心が高いことを示した。
Efinityはポルカドット、同社のJumpNetをはじめ、イーサリアム、クサマ(Kusama)などで作成されたNFTにも対応している。
「NFTはデジタル所有権の未来。EfinityはNFTを簡単に活用するために必要なインフラを提供し、クリエイターはクリエイティブなプロセスに集中できる」とエンジンのCEO、Maxim Blagov氏は語った。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Enjin Sells $20M of New EFI Token in CoinList Sale