ビットコイン(BTC)は25日、一時、6月16日以来の3万9000ドル超えとなった。価格は7月21日から上昇を続けており、25日は6週間以上ぶりの1日の上げ幅を記録、現在は3万8300ドル前後で取引されている。
「この値動きは、この2、3週間に起きている動きと一致している。米ドルの借入金利は、安値水準から上昇し始めている」とメープル・ファイナンス(Maple Finance)のダニエル・キム(Daniel Kim)氏は述べた。
「また機関投資家からのUSDコイン(USDC)に対する需要は大幅に増加しており、アマゾンがビットコインに参入するとのニュースを受けて、センチメントは強気になっているようだ」(キム氏)
ロンドンの経済ニュース、シティAM(City A.M.)によると、アマゾンは年内にビットコインでの決済を開始し、2022年までに独自トークンを発行することを検討しているという。
米CoinDeskはアマゾンに取材を試みているが、まだ返答はない。
暗号資産取引所ビットスタンプ(Bitstamp)での1日あたりの取引高は、今年これまでの平均よりもまだ低い状態だが、5月の状態からは復活の兆しを見せ始めている。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:TradingView
|原文:Bitcoin Breaks Back Above $39K in Largest Single Daily Gain in 6 Weeks