米決済大手スクエア(Square)は1日、2021年第2四半期(4−6月期)決算を発表、「Cash App」アプリのビットコイン(BTC)売上は前年同期の8億7500万ドルから200%増の27億2000万ドル、利益は1700万ドルから5500万ドルとなったと発表した。
第1四半期(1−3月)と比べると、価格が比較的横ばいとなったため、売上、利益とも減少。また保有するビットコインについて4500万ドルの減損を計上した。同社は2020年第4四半期(10−12月期)に5000万ドル相当、2021年第1四半期に1億7000万ドル相当のビットコインを購入している。
全体では、調整後EPS(1株あたり利益)66セント、調整後EBITDA(利払い前・税引き前・減価償却前利益)3億6000万ドル、売上高46億8000万ドル。EPS、EBDITAともに事前のアナリスト予測の2倍以上となった。
またスクエアは同日、オーストラリアの決済サービス会社Afterpayを290億ドルで買収すると発表した。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Square’s Cash App Q2 Bitcoin Revenue Rose 200%; $45M Bitcoin Impairment Loss Taken