米ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)が、ビットコイン先物に投資する上場投資信託(ETF)の組成に向け、米国投資会社法(Investment Company Act of 1940)の下に申請を行った。
計画では、ギャラクシーのETFはビットコインの先物商品に資金を投下し、現物には投資しない。ビットコイン先物は、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)で取引されている。
ギャラクシーはニューヨークを拠点に暗号資産(仮想通貨)の投資・資産運用サービスを手がける企業で、ヘッジファンドマネージャーとしてキャリアを築いてきたマイケル・ノヴォグラッツ(Michael Novogratz)氏が設立した。
米国では複数の企業がビットコインETFの上場申請を証券取引委員会(SEC)に対して行っているが、SECの承認は一つも得られていない。SECのゲーリー・ゲンスラー委員長は今月、自身がビットコイン先物をベースにしたETFに対しては、ある程度の理解を示す発言を行っている。
ギャラクシーは今年4月に、ビットコインの現物をベースにしたETFの上場申請を行った。
|編集:佐藤茂
|トップ画像:マイケル・ノヴォグラッツ氏/撮影:coindesk
|原文:Galaxy Digital Files for US Bitcoin Futures ETF