カード大手のビザ(Visa)が、クリプトパンクス(CryptoPunks)の女性画像1点を約15万ドル(約1700万円)で購入、ノンファンジブル・トークン(NFT)市場への第一歩を踏み出した。
ビザは23日、「クリプトパンク 7610」を8月19日に購入したと発表した。
クリプトパンクスは1万個の小さなデジタルキャラクター画像で構成されたデジタルアート。1万個の画像1つずつがNFTになっており、NFTアートの元祖と言われている。クリプトパンク7610は、3840個ある女性の画像のうちの1つだ。
今年5月にクリスティーズで開催されたオークションでは、最初にNFT化された1000個の画像のうち、9個のレアなクリプトパンクの画像に約1700万ドル(約18億7000万円)の値がつけられた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:クリスティーズで取引されたクリプトパンク(Christie’s/Larva Labs)
|原文:Visa Takes First Step Into NFTs With CryptoPunk Purchase for Almost $150K