世界のブロックチェーンIoT(Internet-of-Things)市場は、2026年までに58億ドル(約6400億円)規模になると予想されている。
市場調査会社Research Diveは、市場規模が3200万ドル(約35億円)だった2018年からの年平均成長率(CAGR)を91.5%と予測している。
IoT、すなわちインターネットを介して通信するスマートデバイスがブロックチェーンを使ってサプライチェーンの効率性を向上させ、仲介者を排除すれば、取引はより早く、より低コストになると同社は結論づけている。
最も急速な成長が予測される分野はスマートシティ、CAGRは93.9%、市場規模は2026年までに6億3940万ドルにのぼるという。スマートシティでは、日常生活のあらゆる場面でIoT技術が使われるため、個人データを保護するためにブロックチェーン技術が採用されると予想されている。
レポートによると、地域別では最も成長するのはアジア太平洋地域で、CAGRは94.8%、2026年には14億6000万ドル近くに達する。北米のブロックチェーンIoT市場は、CAGRは90.1%、17億5000万ドル近くになると予測されている。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Google Home(Bence Boros/Unsplash)
|原文:Blockchain IoT Market to Be Worth $5.8B by 2026: Study