米スクエア、ビットコインマイニングのシステム開発を検討

米決済サービス大手のスクエア(Square)はビットコイン(BTC)マイニングのシステム開発を検討している。同社のジャック・ドーシーCEOが15日ツイッターに投稿した。

「スクエアは世界中の個人や企業のために、カスタム半導体チップとオープンソースをベースにしたビットコインのマイニングシステム開発を検討している」

一連のツイートでドーシーCEOは、マイニングは分散化され、エネルギー効率に優れたものでなければならず、半導体チップの設計が一部の企業に集中しすぎていることが供給量の減少につながっているとツイートした。

また、マイニングは皆に開かれたものであるべきだ述べ、スクエアがこのプロジェクトを推進すべきか否かとその理由について意見を求めた。

ドーシーCEOは、スクエアがこの取り組みを開始する場合は、ハードウェアウォレットの構築と同様にオープンソースモデルを使用するだろうと記した。

スクエアのハードウェア責任者、ジェシー・ドログスカー(Jesse Dorogusker)氏は「このプロジェクトに取り組むために必要な、詳細な技術的調査を開始する」という。

ドログスカー氏はウォレットプロジェクトも担当しており、プロジェクトに取り組むためのチームを編成していると7月にツイートしている。

ドーシーCEOは、ビットコインには大きな可能性があると信じる、ビットコイン推進派として知られている。8月には、新部門「TBD」が分散型のビットコイン取引所の構築を計画しているとツイートした。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ジャック・ドーシー氏(CoinDesk archives)
|原文:Square to Consider Building a Bitcoin Mining System