パントン・カラー・オブ・ザ・イヤー「Very Peri」がNFTに──ブロックチェーンはテゾスを選択

テゾス(Tezos)はプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用していることから、自らを「グリーン」ブロックチェーンと称しているが、12月8日は違う色「ベリー・ペリ(Very Peri)」に彩られた。

この紫がかった淡いブルーは、米パントン(PANTONE)が7日発表した2022年の「カラー・オブ・ザ・イヤー」に選ばれた。

そして、現代のカラーマッチングシステムを開発したパントンは2021年にふさわしく、このカラーをテゾスブロックチェーンを使い、ノンファンジブル・トークン(NFT)コレクションとして発表した。

NFTはアーティスト「Polygon1993」氏がデザイン、それぞれの作品にベリー・ペリ・ブルーが使われている。

イノベーションとトランスフォーメーションを反映

テゾスを選択した理由は、プレスリリースによると「高速で安全、かつエネルギー効率の高い」ネットワークのためという。

「パントンのカラー・オブ・ザ・イヤーの歴史のなかで、初めて新色を作り、カラー・オブ・ザ・イヤーとしたことは、グローバルなイノベーションとトランスフォーメーションを反映している」とパントン・カラー・インスティテュートのバイス・プレジデント、ローリー・プレスマン(Laurie Pressman)氏はリリースで述べた。

テゾスは7日、ゲーム会社ユービーアイソフト(Ubisoft)が人気タイトルの「トム・クランシー」シリーズのゲーム内NFTにテゾスを選んだことで話題を集め、暗号資産テゾス(XTZ)は大きく上昇した。

ベリー・ペリ・ブルーはパントンが初めてNFTにしたカラーとなったが、今後も続きそうだ。テゾスの担当者は、パントンは他の計画も進めていると語った。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:PANTONE
|原文:Pantone ‘Color of the Year’ Gets the NFT Treatment