ブロックチェーンはメタバースとWeb 3.0の鍵:ゴールドマン・サックス
ブロックチェーン技術はメタバースとWeb 3.0の発展の鍵、と米投資銀行のゴールドマン・サックスは14日発表したレポートに記した。
「中央の権威から独立して、あらゆるバーチャルオブジェクトをユニークに識別」できる唯一の技術で、この識別と所有権追跡の機能はメタバースにとって極めて重要。将来、ユーザーはメタ(旧フェイスブック)、グーグル、アップルといった第三者を介さずにインターネットを利用できるようになるとしている。
暗号資産ファンド、大幅な流出超──17週で流入超ストップ
暗号資産運用会社コインシェアーズ(CoinShares)によると、17週続いた流入超の後、12月17日までの1週間で暗号資産ファンドは1億4200万ドルの流出超となった。これまで、今年最大の流出超は6月上旬の9700万ドル。
資金流出が急増した要因は、暗号資産のみならず、広くリスク資産からかなりの資金流出が見られたと指摘した。
新庄監督が暗号資産取引所のアンバサダー:ビットポイントと“Big Boss”が会見
ビットポイントジャパンは暗号資産(仮想通貨)取引所「BITPOINT」のブランドアンバサダーとして、北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督を起用する。契約金の一部は暗号資産のジャスミー(Jasmy=JMY)で支払われるという。
ビットポイントは21日、都内で会見を開き、新庄氏と契約を締結したと発表。会見には、新庄氏も参加した。
ビットコインはドルに取って代わる:ジャック・ドーシー
ビットコイン(BTC)はドルに取って代わるだろうと、ジャック・ドーシーは12月21日、ラッパーのカーディ・B(Cardi B)のツイートにリプライした。
カーディ・Bは、漠然とツイッターで暗号資産はドルに取って代わるかどうかと質問。そのツイートにドーシーは「Yes, Bitcoin will.」とリプライした。
柴犬コイン、クジラ購入で上昇──メタバース「Oshiverse」も開発中
柴犬コイン(SHIB)は12月21日、10%上昇した。クジラ(大口保有者)がポジションを追加したことが理由だ。
暗号資産(仮想通貨)取引所やプロジェクトのウォレットを除いた上位1000のイーサリアム(ETH)ウォレットのデータを追跡するWhaleStatsのデータによると、あるクジラのウォレットは21日はやく、4兆SHIBを1億3400万ドル(約153億円)で購入した。
CBDCの閉鎖的な特質を懸念:バイナンスCEO
暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンスのチャンポン・ジャオCEOは、中央銀行デジタル通貨(CBDC)は「追加的な選択肢」であり、ないよりはましなものとジャオ氏は12月21日、ブログに記した。
「だが、政府や規制当局がCBDC発行を検討するに際して、私は政府や規制当局のユーザーを囲い込む、きわめて“ウォールド・ガーデン(walled-garden:壁に囲まれた庭)”的な特質(=閉鎖的な特質)を懸念している」(ジャオ氏)
エルサルバドル、21世紀の21年目の21日に21ビットコイン購入
エルサルバドルは21世紀の21年目の21日を記念して、21ビットコイン(BTC)を購入したとブケレ大統領が12月21日夜、ツイッターに投稿した。
ブケレ大統領は、21時21分21秒に購入したと述べ、エルサルバドルの国土は2万1000平方キロメートルと指摘。さらに「Got the receipt(領収書を手に入れた)」と合計100万ドルを超える取引のスクリーンショットを投稿した。
坂本龍一氏の楽曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」、メロディーを595音に分割した1音ずつのNFT発売へ
幻冬舎は12月21日、坂本龍一氏の楽曲「Merry Christmas Mr. Lawrence」のメロディー595音を1音ずつ分割したNFTの発売を発表した。
右手のメロディー595音を1音ずつNFT化し、Adam by GMOで販売する。
分散型レンディングのスタートアップ、34億円調達
NFT(ノンファンジブル・トークン)やメタバースのプロジェクトに分散型レンダリングサービスを提供するスタートアップ「Render Network」が3000万ドル(約34億円)の資金調達を終えた。
プレスリリースによると、Render Networkはコミュニティを成長を見据えて、人員の倍増、レンダリングエンジンの改良、さらにNFT発行の準備を進めるという。
ゆずのNFT発売:ピクセルアート特化サービスで
シブヤピクセルアート実行委員会は、 アーティスト「ゆず」のNFT作品を発売した。ピクセルアートに特化した独自のNFTプラットフォームである「the PIXEL」上で取引する。
ゴールドラッシュは終了か──ビットコインマイニングの収益性低下
ビットコインマイニングの収益性は、数カ月間、非常に高い時期が続いた後、11月から低下している。アーケーン・リサーチ(Arcane Research)が12月22日、月次レポートで述べた。
ポリゴン、史上最高値更新──ユニスワップの展開が後押し
分散型取引所(DEX)のユニスワップ(Uniswap)と、イーサリアム・スケーリングソリューションのポリゴン(Polygon)は12月22日、ユニスワップをポリゴン上に展開したと発表した。
発表を受けて暗号資産ユニスワップ(UNI)とポリゴン(MATIC)は上昇、特にポリゴンは22日はやくに2.66ドルの史上最高値を更新した。
アンダーアーマのスニーカーを履いてメタバースへ──NBAカリー選手の「ウェアラブル」スニーカーNFT発行
米NBA「ゴールデンステート・ウォリアーズ」のスーパースター、ステフィン・カリー選手は、12月14日の試合で3ポイントシュート成功数のNBA新記録を達成。スポーツアパレルブランドのアンダーアーマー(Under Armour)とともに、新記録を祝うノンファンジブル・トークン(NFT)コレクションを発行すると発表した。
コレクションは、カリー選手がNBAのレジェンドプレイヤー、レイ・アレン選手の記録を更新した試合で履いていたアンダーアーマーのスニーカー「カリーフロー9(Curry Flow 9)」のNFT、2974個で構成される。
スーツ組もメタバース進出──PwC香港、仮想空間の区画を購入
メタバース「ザ・サンドボックス(The Sandbox)」にコンサルティング会社プライスウォーターハウスクーパース香港(PwC Hong Kong)が進出した。
ザ・サンドボックスは12月23日、PwC香港がメタバース内の土地でノンファンジブル・トークン(NFT)の「LAND」を購入したと発表した。PwC香港の担当者は、どの区画を、いくらで購入したかは明言しなかった。データを見ると、直近では1LANDは約1万ドル(約110万円)で取引されている。
マイニング能力は7倍に──過去最大の大量購入を進めるマイニング会社
マラソン・デジタル(Marathon Digital)は12月23日、マイニング機器大手ビットメイン(Bitmain)から過去最大数のアントマイナーS19 XPを購入すると発表した。具体的な数量は明らかにしていない。
同社は2023年はじめまでに19万9000台を稼働させる計画で、ハッシュレート(演算能力)は23.3エクサハッシュ/秒(EH/s)にのぼるという。現状のハッシュレートから約7倍になる。
集英社マンガアートヘリテージ、『ベルサイユのばら』NFTを発行
集英社は12月24日、マンガアート販売の新事業「集英社マンガアートヘリテージ」にて、国際的なヴァイオリニスト・前橋汀子氏の演奏と『ベルサイユのばら』作品のコラボレーションムービーを制作、公開した。
同作品のカラープリント作品も販売される。作品の価値を保証するために、スタートバーン社のブロックチェーンNFT証明書発行サービスを採用するという。
メタバースで「TOKYO」リゾート開発プロジェクト、ピクセルカンパニーズが構想を発表
ピクセルカンパニーズ(本社:東京港区)は、メタバース空間に複合リゾート施設を建設する「メタ・リゾートTOKYO(仮称)」開発プロジェクトを発足した。仮想空間から日本文化を全世界に発信するビジョンを掲げている。
世界的に人気のVR(仮想現実)プラットフォーム、Decentraland(ディセントラランド)に、東京をイメージした仮想空間に複合リゾート施設を建設する。
|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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