ウクライナ国旗のNFT(ノンファンジブル・トークン)が2日、2258イーサリアム(約675万ドル、約7億8000万円)で販売され、収益はウクライナの民間人や軍人を支援するNPO「Come Back Alive」に送られた。
このNFTセールスは、ロシアのアート集団Pussy RiotとNFTスタジオのTrippy Labsが主導する自律分散型組織のUkraineDAOが主催した。
ウクライナ国旗のNFTの落札は、3271人からの寄付をもとにPartyBidというサービスを通じて行われ、UkraineDAOは自身が出品したNFTを購入した。UkraineDAOは、寄付した人に、寄付に比例したトークン「LOVE」を配布するという。
同DAOのウェブサイトによると、トークンは「実用性も価値もないが、崇高な目的への貢献の美しい証しであり、思い出」だ。
ロシアの侵攻に対抗しているウクライナを支援する寄付の動きはますます広がっている。
ウクライナ政府は26日、イーサリアム(ETH)とビットコイン(BTC)のアドレスをツイートして以来、4000万ドル(約46億円)以上の暗号資産での寄付を受け取っている。
3月1日にはウクライナ政府のイーサリアムウォレットにCryptoPunkのレア画像1体が送られた。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Alice Kotlyarenko/Unsplash
|原文:Ukrainian Flag NFT Raises $6.75M for Country’s War Efforts