広島東洋カープの試合をメタバース空間で観戦できるアプリの提供が始まった。カープファンの交流の場が新たに生まれそうだ。
制作を手掛けるビーライズが、3月9日に発表した。サービス名は「メタカープ」で、広島テレビ放送とビーライズが共同で開発。カープ主催の試合を、メタバース空間内のスクリーンで放送する。
利用者は、好みのアバターを設定できる。髪型や帽子、ユニフォームをカスタマイズして、球場に入る。カープファンならではのスクワット応援やバルーン風船などのモーションも楽しめる。
実際にスタジアムに設置してある「記念プレート」や「ふわふわ遊具」なども再現。ファン同士の交流のために、スタンプやチャット機能も備えている。最大接続数は5000名。
応募条件は、2022年度カープファン倶楽部会員であること。試合ごとにアプリ内で抽選する。当選者は家族や友人を1名招待できる。
|取材・テキスト:菊池友信
|編集:佐藤茂
|トップ画像:ビーライズの発表文より