週末に読みたいコラムやインタビュー記事などをピックアップ。
大統領令で米国のクリプト業界はどう変わる?
バイデン米大統領は、暗号資産(仮想通貨)やブロックチェーンに関する具体的な疑問を解決するよう様々な政府機関に指示した包括的大統領令の中で、デジタル資産規制において「全政府的」アプローチをとることを表明した。
これはおそらく、アメリカの暗号資産界における先週最大のニュースだったはずだ。大統領は政府機関に対し、…続きを読む
価格低迷でもイーサリアムに対する期待ふくらむ
映画『レヴェナント: 蘇えりし者』を観たことがあるだろうか? 私の記憶では、前回の暗号資産の弱気相場は、この映画を少し彷彿とさせるものだった。
レハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督による、2015年のアカデミー賞最優秀作品賞の候補作にもなったこの作品は、…続きを読む
イーサリアムの未来は、理想からは乖離しても明るい
テクノロジーエコシステムは、そのテクノロジーがユースケースとマッチし、本当に大切な問題を解決するときに、軌道に乗る傾向がある。テクノロジー自体が多少お粗末なものであっても、大丈夫だ。
逆に、プラットフォームが幅広く利用可能な場合、理想的にフィットするものでなくても、…続きを読む
ソラナ、アバランチ……レイヤー1はテレコムバブルから何を学ぶ?
2021年の主要投資テーマの1つは、分散型アプリケーションをめぐってイーサリアムと競合する、レイヤー1と呼ばれる各種代替ブロックチェーンネットワークであった。
ソラナ、ポリゴン、ファントム、ニア、アバランチ、アービトラム、コスモス、ポルカドットなどのプロトコルや、レイヤー2プロトコルへの投資は、…続きを読む
ヴィタリック・ブテリンの父、暗号資産とウクライナを語る
ロシア系カナダ人でプログラマー兼起業家のディミトリ・ブテリン(Dmitry Buterin)氏は、息子のヴィタリック氏にビットコインを紹介したかもしれないが、暗号資産の歴史の中では自らがあまり重要とは考えていない。
しかし、ビットコインとの出会いは、現在では最も使われているブロックチェーンとなったイーサリアムを、…続きを読む
戦々恐々とするロシアの暗号資産マイニング業界
ロシアの暗号資産マイナーたちはこれまでのところ、ウクライナ戦争から痛手を負ってはいない。しかし、経済制裁がまもなく、間接的に彼らの事業を圧迫する可能性はある。
ケンブリッジ大学オルタナティブ・ファイナンス・センター…続きを読む
GameFiの中心地を目指す東南アジア
アジアでは、X世代(1965年〜1980年頃生まれ)とY世代(1980年〜1995年頃まで)の親にとって、ビデオゲームは頭を痛ませる問題で、子供との口論の種になりがちだ。
火を吐くドラゴンや魔術が登場するバーチャル世界にティーンエイジャーが浸っていると…続きを読む
Web3と人工知能の融合は可能だ
ウェブ3プラットフォームがネイティブ人工知能(AI)を組み込むようになるのは、自然な成り行きだろう。
AIはあらゆるソフトウェアカテゴリーに影響を与え、ウェブ3も例外になるはずはない。しかし、ウェブ3スタック(ツール、アプリケーション、サービスなど)がAIテクノロジーを採用する場合には…続きを読む
投資DAO、暗号資産VCをリプレースするか?
自律分散型組織(DAO)は最近では、合衆国憲法の原本の落札を目指したり、ゴルフコースを購入するために組織されている。
さらに、暗号資産スタートアップに資金を提供するためにDAOが作られている。何十年にわたって新しいテクノロジーに資金を提供してきた、ベンチャーキャピタルの資金調達モデルを…続きを読む
|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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