暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は、レッドカーペットの一角を占めたいと考えている。同社は31日、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミー(Recording Academy)の「史上初の公式暗号資産取引所パートナー」となったと発表した。
スーパーボウルやアカデミー賞といった大人気イベントの際に、暗号資産関連企業が積極的にCMを展開している。2022年のグラミー賞授賞式は現地時間4月3日にラスベガスで開催される。
バイナンスは、レコーディング・アカデミーとの提携は単なるブランディングの機会を超えて拡大する可能性があると述べた。
「グラミー賞をスタートとして、レコーディング・アカデミーと連携して、ブロックチェーンとWeb3.0テクノロジーがエンターテイメントにもたらすことができる素晴らしいものを活用した新鮮で新たな体験を提供することに興奮している」とバイナンス共同創業者のイー・ヘー(Yi He)氏は声明で述べた。
グラミー賞は昨年11月、テゾス(Tezos)ベースのNFTプラットフォーム「OneOf」と3年間のパートナーシップを締結している。
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:Binance Is Sponsoring the Grammys This Year