STEPN、第2四半期の利益は約170億円──市場低迷のなか、Q1の約36億円から大幅増

ソラナ基盤のmove-to-earn(歩いて稼ぐ)ゲーム「STEPN」の第2四半期(4−6月期)の利益は、ここ数カ月の暗号資産(仮想通貨)市場の低迷にもかかわらず、1億2250万ドル(約168億円)にのぼった。第1四半期(1-3月期)は、2600万ドル(約36億円)だった。

STEPNは利益の5%を使い、ネイティブトークン「GMT」の買い戻し&焼却プログラムを実施。急激な価格変動を招かないよう、このプロセスは「完了までに数週間かかる可能性がある」と述べた。さらに「買い戻し&焼却プログラムに加えて、STEPNは準備資本を既存機能の改善とチーム構築に充てる」という。

ゲーム機能の向上に向け、チームは資金を投入すべき複数のポイントを特定したとSTEPNは述べた。セキュリティ強化、ボットによるGMT獲得を防止する不正防止機構、開発者およびコアチームの構築、パートナーシップやスポンサーシップの検討などが含まれる。

GMTは収支発表を受けてわずかに上昇、当記事執筆時点では85セント付近。4月の史上最高値4.11ドルから71%下落している。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Raúl González/Flickr
|原文:Solana-Based STEPN Reports $122.5M in Q2 Profits