エンジンコイン

ENJ
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31.40
24h変動率
5.21%
24h変動値
1.55
時価総額
557億
24h変動値
1.55
時価総額
557億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

エンジンコイン (Enjin Coin) の基本情報

発行上限 1,000,000,000
承認方式 PoW
開始日 2017年9月
中央機関
提唱者 Maxim BlagovとWitek Radomski
オフィシャルサイトURL https://enjin.io/
ホワイトペーパーURL https://docs.enjin.io/enjin-documentation/enjin-docs-navigation
公式X URL https://twitter.com/enjin
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

エンジンコイン(ENJ)とは

エンジンコイン(Enjin Coin/ENJ)とは、2009年にシンガポールで創業された「エンジン(Enjin)」が運営するNFTプラットフォーム「エンジンプラットフォーム(Enjin Platform)」で発行されるイーサリアムベースの仮想通貨である。 ゲーム分野に強く、近年のNFTブームの影響で注目が集まっている。

エンジンコイン(ENJ)の歴史

エンジンコインは2017年、Enjinの共同設立者マキシム・ブラゴフ氏ら によって開発された。2021年には日本国内の仮想通貨取引所「コインチェック」「GMOコイン」にも新規上場を果たし 、ブロックチェーン市場でのNFTブームの後押しもあり、2021年1月から4月にかけて価格を24倍にまで伸ばした。

近年のNFTブームの後押しもあり、時価総額は2022年8月現在80位圏内に入っている。 独自のプラットフォーム「Enjin Platform」のユーザー数は2,000万人を超え、NFTゲーム市場の中核的存在として地位を確立している。

エンジンコイン(ENJ)の特徴

NFTを発行できる「Enjin Platform」

エンジンコインのプラットフォームである「Enjin Platform」は、オンラインゲーム環境の一種で、ここでプレイできるゲームのアイテム購入や報酬などにエンジンコインを使うことができる。

EnjinPlatform最大の特徴は、NFT(非代替性トークン)を発行できる点だ。特にブロックチェーンなどの専門知識がなくてもNFTを発行できるため 、2000万人以上という幅広いユーザーを獲得できている一因となっている。

ゲームで遊びながら稼げる

エンジンコインは「ゲームで遊びながら稼げる仮想通貨」とも呼ばれる。Enjin Platformでは多くのNFTゲームがローンチされており、プレイで得たNFTはそのままマーケットプレイスで売却することができるので、ユーザーは文字通りゲームをプレイすることで収入を得ることが可能だ。 今後のNFTゲーム市場が成長するにつれ、EnjinPlatformのユーザー数もさらに増加していくことが見込まれる。

エンジンクラフト(Enjin Craft)が人気

「エンジンクラフト(Enjin Craft)」とは、世界的人気ゲーム「Minecraft(マインクラフト)」のサーバーとブロックチェーンの連携を可能にするプラグインである 。エンジンクラフトを使用すれば、ゲーム内で使用する道具などがNFT化でき、マインクラフトをプレイして作ったアイテムの売買が可能となった。

マインクラフトは1億人以上のユーザーを持つことから 、Enjin Platform ユーザーの増加やエンジンコインの普及拡大が期待できる。

独自のメルティング機能

エンジンコインのトークン規格であるERC-1155には、メルティングという機能がある。 メルティングとは、ブロックチェーン上にあるNFTデータをバーン(焼却)し、エンジンコインを取り出す機能で、不要になったNFTをエンジンコインに戻すことができるというものだ。この機能はEnjin Wallet(エンジンウォレット)から実行可能で、手数料がかかる。

NFTは人気のあるものであれば高額でやり取りされるが、そうでないNFTに価値はつかないため、NFTを作成したとしても誰にも購入されない可能性もある。しかし、メルティングすれ不要のNFTは別のNFT作成や別の資産への換金に充てることができる。

エンジンコイン(ENJ)の将来性

大企業からのバックアップに信頼性

大手企業と提携している点に注目したい。アメリカのマイクロソフトや韓国のサムスンなど、世界的大企業と製品開発などで協力関係にあり、それはエンジンコインの信頼性につながっている。

エンジンクラフトのリリース後には、エンジンコインの価格が高騰した。他には2019年2月、サムスンが当時新製品として発表した「Galaxy S10」に、エンジンコインにも対応した仮想通貨ウォレットが内蔵されていることがわかり、投資家の間で話題になった。 今後も企業との連携が増えればエンジンコインの信頼性も増し、価格も上昇することが予想される。

ゲーム分野での飛躍に期待

これまで述べてきた通り、エンジンコインはNFTゲーム分野で大きな強みを持っている。Enjin Platfromでは異なるゲームでも、垣根を超えて同一のアイテムを使ったり、ユーザー同士で売買したりすることが可能で、さらには不要になったアイテムをメルティング機能を使ってエンジンコインに戻すこともできる。これはゲームユーザーにとって非常に利便性が高く、今後もEnjin Platfromの利用者が増え、エンジンコインの価値が上昇していくことが期待できる。

エンジンコイン(ENJ)の価格推移

エンジンコイン(ENJ)は過去に2回、大きなピークをつけている。1度目は2021年4月で、1ENJ=3.0ドル台に到達した。2021年11月には1ENJ=4.0ドルに達する目前まで高騰した。

その後、エンジンコインは下落傾向となったが、2024年に入って価格は回復傾向にある。今後、過去の最高値を超えることができるかに注目だ。

エンジンコイン(ENJ)の時価総額

エンジンコイン(ENJ)の時価総額は2024年3月時点で、全暗号資産において124位となっており、約6億9,800万ドルとなっている。

時価総額が近い暗号資産としては、122位のRadix(XRD)が約7億2,100万ドル、123位のEchelon Primeが約7億1,800万ドル、125位のTrueUSDが約6億9,200万ドル、126位のEthreum Name Serviceが約6億7,200万ドルだ。

エンジンコイン(ENJ)の購入方法

エンジンコイン(ENJ)を取り扱う暗号資産取引所は、日本国内でも増えてきている。2024年3月時点では、以下の取引所で取り扱いがある。

海外取引所でも購入は可能だが、CoinDesk JAPANでは、金融庁に登録された国内の仮想通貨取引所で暗号資産を購入することを推奨している。

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