スタックス

STX
JPY
  • USD
  • JPY
295.61
24h変動率
5.22%
24h変動値
14.66
時価総額
4,439億
24h変動値
14.66
時価総額
4,439億
EXPORT DATA
1H6H12H1D1W1M3Mall
TO

スタックス (Stacks) の基本情報

発行上限 1,818,000,000
承認方式 PoX
開始日 2013年
中央機関
提唱者 Muneeb AliとRyan Shea
オフィシャルサイトURL https://www.stacks.co/
ホワイトペーパーURL https://gaia.blockstack.org/hub/1AxyPunHHAHiEffXWESKfbvmBpGQv138Fp/stacks.pdf
公式X URL https://twitter.com/Stacks
※当社は、この情報を用いて行う判断の一切について責任を負うものではありません。免責事項

スタックス(Stacks /STX)とは?

スタックスは、ビットコイン(BTC)にスマートコントラクトを導入することを目的に開発された仮想通貨である。ビットコインにスマートコントラクトが導入されるとビットコイン上でDapps(分散型アプリ)の開発やNFTの発行ができるようになる。ビットコインと連動するマイニングの仕組みを取っており、独自通貨のSTXはマイニングによる報酬で得られる。

スタックス(Stacks /STX)の特徴

ビットコインにスマートコントラクトを導入

スタックスのプロジェクトの目的は、ビットコインにスマートコントラクトを導入することである。スマートコントラクトとは、ブロックチェーン上で契約を自動的に履行する仕組みであり、イーサリアムをはじめとする暗号資産における主要な機能である。

そのため、すべての暗号資産において時価総額2位のイーサリアムがスマートコントラクトを利用したDappsの開発の主要な通貨となっているが、スタックスはビットコインにスマートコントラクトを導入し、ビットコイン上でDappsの開発ができるようにすることを目的としている。

ビットコインを選ぶ理由

スタックスがビットコインにこだわる理由は2つある。1つめは、ビットコインは時価総額1位の通貨であるため、イーサリアムよりも世界中の人々に保有・使用されているからだ。スマートコントラクトが導入されていないビットコインに導入することで、ビットコイン上でDappsの開発が行われることになる。世界で一番使用されている暗号資産上で生まれるDappsは、通貨の保有率も高く需要を生む可能性が高い。

2つめは、ビットコインのセキュリティは暗号資産のなかでも堅牢であるため、ハッキングのリスクが低くDapps開発に適しているからだ。スタックスのプロジェクトにはビットコインは欠かせないものであり、その目的からもビットコインの存在が前提となっている。

PoX(proof of transfer)の採用

スタックスは、コンセンサスアルゴリズムにPoX(proof of transfer)と呼ばれる独自のアルゴリズムを採用している。

PoXのマイニングの仕組みは、マイナーがスタックスにビットコインを送金して移転することで、ブロックチェーンによる取引の承認がなされるというもの。ビットコインをスタックスに移転すると、報酬として独自通貨のSTXが配布される。STXの保有者は、スタッキングと呼ばれる他の暗号資産におけるステーキング機能を利用することで報酬としてビットコインを得られるため、アルゴリズムやマイニングのシステムもビットコインに密接に関わっていることが分かる

スタックス(Stacks /STX)の歴史

2017年、スタックスの当初の運営会社の社名とプロジェクト名は「Block stacks」であった。ニューヨークに本社を置き、有名なベンチャーキャピタルファンドから支援を受けて2,800万ドルの資金調達にも成功していたプロジェクトである。現在はHiro Systemsという社名で運営されており、プロジェクト名もスタックスとなっている。2023年3月からSTXのステーキングでビットコインが得られるスタッキングという仕組みを採用。ビットコインのレイヤー2プロジェクトして順調なアップデートを続けている。

スタックス(Stacks /STX)の今後

ビットコインの価格変動に依存する

スタックスのプロジェクトはビットコインの存在が前提であるため、ビットコインの価格変動に依存しやすい。BTCの価値が高まればSTXの価値も高まると考えられるが、反対にBTCの価格が下落すればSTXの価値も下がることが予測される。

スタックスの長期的な価格変動は、ビットコインと連動したものになることが予測されるだろう。ビットコインの成長はスタックスのプラス材料になるため、ビットコインの将来性がスタックスの今後の価格に直結しやすい。

Dappsの開発者が増えるかどうか

Dappsの開発において重要になるのはプログラミング言語であり、簡単なプログラミング言語であるほど開発者が参入しやすく、言語が難しいほど開発者が参入しにくい。ビットコインへのスマートコントラクトの導入や、その先のDappsの開発はビットコインのプログラミング言語の問題から難しいとされてきた。

スタックスは、クラリティー(Clarity)と呼ばれるエンジニアにとって開発がしやすい言語を採用し、高い機能性を持っていることから開発者にとってもアプリを開発しやすい言語を整えている。スマートコントラクトが導入され、プログラミング言語など開発環境が整えられることで、実際にビットコイン上でのDappsの開発事例が増えることが期待される。

大型アップデートNakamotoの実施

スタックスの今後のアップデートでは、ビットコインの開発者であるサトシ・ナカモトが由来となっている大型アップデート「Nakamoto」の実施により、ビットコインネットワークへのトラストレスな書き込みができるようになる内容を予定している。そのほかにも送金速度の改善や、将来的に運用されるビットコインのDefiに関するアップデートが含まれている。

アップデートにより、スタックスのシステムが使いやすくなり、ビットコインへのスマートコントラクト導入によるDapps開発が進むようになるとスタックスがより注目され、STXの価値も向上する可能性があるだろう。

スタックス(Stacks /STX)の購入方法

STXは現在国内の取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。

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