オアシスネットワーク
ROSE- USD
- JPY
オアシスネットワーク (Oasis Network) の基本情報
発行上限 | 10,000,000,000 |
---|---|
承認方式 | PoS |
開始日 | |
中央機関 | |
提唱者 | Dawn Song |
オフィシャルサイトURL | https://oasisprotocol.org/ |
ホワイトペーパーURL | https://docsend.com/view/aq86q2pckrut2yvq |
公式X URL | https://twitter.com/OasisProtocol |
オアシスネットワーク(Oasis Network/ROSE)とは?
オアシスネットワーク(Oasis Network)は個人情報保護に取り組むブロックチェーンプロジェクトである。Web3.0におけるプライバシーの保護と機密保持を強化し、時代に適したインターネットセキュリティを構築することを目的としている。ROSEはオアシスネットワークで使用される暗号資産(仮想通貨)である。
オアシスネットワーク(Oasis Network/ROSE)の特徴
プライバシー保護を第一にしたプロジェクト
オアシスネットワークは、プライバシー保護を第一に開発されたプロジェクトだ。現在のインターネットは一部の大手企業がユーザーの個人情報を独占している状態にある。個人情報がどのように利用されるか不透明であり、情報が集約されることにより、ハッカーによるハッキングの被害が発生するなどの問題もある。
このような状況は健全に個人情報が守られているとは言いがたい。そこでオアシスネットワークはブロックチェーンを利用して、ユーザー自身で情報を管理できるシステムを構築している。
拡張性と汎用性があるネットワーク
オアシスネットワークは、コンセンサスレイヤーとパラタイムレイヤーの2つに分離させることで、高い拡張性と汎用性を持っている。コンセンサスレイヤーはブロックの生成を合意する承認を行うレイヤーだ。パラタイムレイヤーはプログラムの実行を行う。
レイヤーを分けることで処理能力が向上するため、利用者もストレスなく利用することが可能だ。パラタイムレイヤーでは、イーサリアム仮想マシン(EVM)の導入が可能であり、イーサリアムとの互換性を持つことができる。イーサリアム上で開発を行っている人々もオアシスネットワークに参入が可能だ。拡張性と汎用性があることから、開発者・利用者共に利用するメリットが大きい。
ROSEガーデンと呼ばれるステーキングシステム
オアシスネットワークで利用できる仮想通貨のROSEは、ROSEガーデン(バラ園)を利用することでステーキングができる。ステーキング方法には2種類あり、ROSEファームは、USDC、USDTなどのステーブルコインを預けることでROSEを獲得できる仕組みだ。ROSE cultivateは、ROSEをステーキングしてROSEを獲得できる。ただし、ROSE cultivateの利用はROSEファームへの参加が条件となっている。
オアシスネットワーク(Oasis Network/ROSE)の歴史
オアシスネットワークは、Dawn Song氏によって設立された。彼女はカリフォルニア大学バークレー校の電気工学・コンピューター科学部の教授であり、機械学習分野におけるセキュリティ・プライバシー技術の研究と構築を行ってきた。AI生成のフェイクから社会を守ることを目的とした研究内容の発表でAWSマシーン・ラーニング・リサーチ・アワードを受賞している。
ROSEの上場は2020年の11月、2021年から2022年にかけてBinanceやa16zなどの大手企業から出資を受けたことで大きく価格を伸ばした。
オアシスネットワーク(Oasis Network/ROSE)の今後
大手企業による投資
オアシスネットワークは、世界最大級の仮想通貨取引所のBinanceや、世界最強のVCとも呼ばれるa16z(アンドリーセン・ホロウィッツ)からの出資を受けている。これまでも有名企業の出資を受けたことで知名度を高め価格を伸ばしているので、今後、有名企業から出資を受ける場合や、技術提携が行われる場合は将来性が高いと判断され、価格が上昇する可能性がある。
新たなイーサリアムキラーとしての台頭
オアシスネットワークは処理能力が高いことから、イーサリアムが直面している処理能力の低さによる処理の遅延と手数料の増加が発生するスケーラビリティ問題を解決できる可能性がある。加えて、イーサリアム仮想マシン(EVM)を搭載していることから、イーサリアムとの互換性があるので、イーサリアムの立場を取って代われる新たなイーサリアムキラーとしての台頭が期待されている。
Web3.0の到来で需要が高まりやすい
現在のインターネットはWeb2.0であり、ブロックチェーンネットワークを利用した新たなインターネットがWeb3.0であり、将来的には長い時間をかけて変遷していくことが予想される。Web3.0の時代における個人情報は、現在の大手企業における中央集権型のデータ管理の仕組みから分散管理の時代になることが予想されるため、個人がデータを管理するようになればオアシスネットワークのプライバシー保護は将来的に重要になることだろう。
オアシスネットワーク(Oasis Network/ROSE)の購入方法
ROSEは現在国内の取引所で購入することはできないため、Binanceなどの海外取引所で購入する必要がある。国内取引所で口座を開設し、元手となる仮想通貨を取引して海外取引所に送金することでROSEの取引が可能だ。
※当サイトは情報提供を目的としており、当社が暗号資産/仮想通貨に関する契約締結の代理、媒介もしくは斡旋、売買の推奨または投資勧誘等を行うものではありません。また、当社が暗号資産/仮想通貨の価値を保証するものでもありません。
※投資を行う際は、暗号資産/仮想通貨投資におけるリスクを了承の上、利用者ご自身の判断で行ってください。
※当サイトに記載されている価格、手数料等の情報は、各暗号資産/仮想通貨交換業者の説明に基づき、各暗号資産/仮想通貨交換業者の公式サイト等に記載されている特定時点の情報を掲載したものです。最新情報は各暗号資産/仮想通貨交換業者の公式サイトにてご確認ください。
※当社は、合理的な努力をしておりますが、当サイトに記載されている情報の正確性、信頼性等を保証するものではありません。また、当サイトに記載されている評価はあくまで当社独自の調査結果や評価基準に基づくものであり、その正確性、信頼性を保証するものではありません。万が一、これらの情報や評価に基づいて利用者が損害を被った場合でも、当社は一切の責任を負いません。
※当サイトに掲載される広告におけるキャンペーン・特典等は、広告主により実施されるものであり、当社が実施するものではありません。キャンペーン・特典等を利用の際は利用者ご自身で各広告主による募集要綱等を十分にご確認ください。
※当サイトから他のサイトへリンクする場合や、第三者が他のサイトへのリンクを提供している場合があります。当サイトから遷移した先のサイトは当社が管理するものではなく、その内容、正確性、信頼性を保証するものではありません。
※当サイト内のリンクから各暗号資産/仮想通貨交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。
※当サイトのご利用に当たっては上記注意事項をご了承ください。なおCoinDeskJapanの利用規約も適用されます。
※当サイトに記載する情報の著作権その他一切の権利は、当社または当社に情報を提供する第三者に帰属します。当サイトに記載する情報の転用、複製、公衆送信、販売等を含め一切の利用を禁止します。
※資金決済法の改正(令和2年5月1日施行)により、法令上、「仮想通貨」は「暗号資産」へ呼称変更されています。当サイト内の「仮想通貨」の表記は「暗号資産」と同義となります。