イラン内閣の承認を受け、仮想通貨マイニングはイランにおいて正式な産業活動 となった。
2019年7月28日(現地時間)、イランのハサン・ロウハニ(Hassan Rouhani)大統領が議長を務めた会議で、内閣大臣らは仮想通貨マイニングを承認し、産業関係者は産業鉱山貿易省から必要なライセンスを取得する必要があるとした。 イランのメヘル通信社(Mehr News Agency)が報じた。
CoinDeskが先週報じたように、仮想通貨マイニングはすでにイラン商工業農業会議所(Chamber of Commerce, Industries, Mines and Agriculture)の承認を受けている 。
また内閣は28日、仮想通貨ユーザーは同技術がはらむリスクを受け入れなければならないとし、政府や銀行はいかなる保証も提供しないとも述べた。
メヘル通信社によると、仮想通貨の国内取引はまだ認められていない。マイニングされた仮想通貨は、国外に送られ、売り上げがイラン国内に戻される場合を除いて、イラン国内のルールに従って課税される。
ホマユン・ハアリ(Homayun Haeri)エネルギー次官は先日、マイニングファーム向けの電気料金について、内閣で投票を行うと述べた。メヘル通信社の報道によると、まだ決定されていない。
翻訳:Emi Nishida
編集:町田優太
写真:Iranian rials and bitcoin image via Shutterstock
原文:Iran’s Government Gives the Official Nod to Crypto Mining