ブロックチェーン・サッカーゲーム、β版配信開始

スポーツエンタメ事業をデジタル展開するOneSportsは11月30日、ブロックチェーン技術を活用したサッカークラブ運営シミュレーションゲーム「Jリーグ トレーディングサッカー」(J.LEAGUE Trading Soccer)のβ版の配信を開始したと発表した。

公益社団法人「日本プロサッカーリーグ」とライセンス契約を締結しているブロックチェーン活用型のサッカークラブ運営シミュレーションゲームとしては「日本初」だという。

β版を展開する目的は、正式版を展開する前にゲームの機能や仕組みなどをブラッシュアップさせること。実際にユーザーに利用してもらうことで負荷テストを行い、ユーザーから受け取ったフィードバックをゲームの開発・改善に生かしていく。

NFT変換機能で選手の売買可能に

同ゲームには、J1リーグとJ2リーグに所属している40クラブ800人以上の選手が実名かつ実写で登録されている。ユーザーはオーナー兼監督として自分のクラブをつくり、優勝を目指す。

正式版では育成した選手のデータをNFTに変換して他のユーザーに売却したり、他のユーザーが育成した選手を購入できるようになるという。

β版の提供は2023年1月21日までの予定、選手データのNFT変換機能は提供されない。サッカー日本代表がW杯決勝トーナメントに進出したこともあり、注目を集めそうだ。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|トップ画像:OneSportsのプレスリリースより