バイナンス、コンソーシアム設立の動き──業界信頼回復が目的:関係者

暗号資産(仮想通貨)取引所バイナンス(Binance)は、業界の信頼回復を目的としたコンソーシアムの設立をサポートし、来るべき規制に対して積極的な役割を担おうとしていると、計画に詳しい関係者は語った。

すでに多くの企業が参加を表明しており、さまざまなプロジェクト、取引所、ブロックチェーン分析会社など、広く業界各社が参加していると関係者は語った。だが具体的な社名には触れなかった。

バイナンスに取材を試みたが、同社はコメントを控えた。

暗号資産業界は今、厳しい状況にあり、昨年の個人投資家の損失や大手企業の破綻を受けて、より厳しい規制に備えようとしている。これまでも、ウィンクルボス兄弟が率いるジェミニが2019年以降、自主規制団体による取り組みの必要性を主張してきた。

コンソーシアムはバイナンスが運営するのではなく、「コミュニティとの整合性を確保するために、多くの異なるプロジェクトによって、可能な限り分散化された方法で運営される」と関係者は述べた。

コンソーシアムの目標は、世界中の規制当局と連携し、犯罪に対処する際に業界の先進的な取り組みや姿勢を示すことにあるという。またコンソーシアム設立の背景として、サム・バンクマン-フリード氏にも触れた。

「(コンソーシアム設立は)業界の欠点や悪い行動を指摘するメカニズムが存在することを明確にし、問題の拡大を避けるためでもある」と関係者は続けた。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Danny Nelson/CoinDesk
|原文:Binance Is Organizing a Consortium to Try to Rebuild Trust in Crypto: Source

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