NECは3月30日、香港のアニモカブランズ(Animoca Brands)およびGryfynと、Web3領域におけるデジタルウォレット市場の創出・拡大を目的とした覚書を3月28日に締結したと発表した。ゲームをはじめコンテンツ(IP)などのエンターテインメントを起点とした、トラストなweb3社会の実現及び市場の創出・拡大を目指すという。
アニモカブランズは、香港を拠点とし、デジタルエンターテインメント、ブロックチェーン、ゲーミフィケーションを通して、デジタル財産権の推進とオープンメタバースの確立への貢献に取り組んでいる。Gryfynは、デジタル資産を所有および処理し、ブランドとつながることができるカストディアル暗号資産ウォレットを提供している。
3社はソフトウェア・技術などの提供を行うほか、スタートアップ企業からWeb3領域のビジネスアイデアを募集し、共同で事業化を検討するアクセラレータープログラムを協業するとしている。
|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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