FUELHASHとZaif INO、ゲームギルドビジネス事業で業務提携

FUELHASHとCAICA DIGITALは4月11日、ゲームギルドビジネス事業に係る業務提携契約を締結したと発表した。事業提携によって両社は、NFTの購入から運用、運用収益の受取までをシームレスに行うNFT運用サービスを実現するとしている。

ゲームをプレイすることで収益をあげる「Play to Earn」など、GameFi市場は、2025年にはプレイ人口2.4億人、市場規模3兆円と大きな成長が期待されている。

Play to Earnゲームには、ゲームに必要なNFTを保有者がプレイヤーに貸し出し、獲得した収益をレベニューシェアする「スカラーシップ制度」がユニークな特徴として見られ、東南アジアなどの新興国では生活を支える手段にもなっている。

FUELHASHは2022年8月から、NFTによる資産運用プラットフォーム『FUELGUILD』事業として、スカラーシップ制度のギルド運営に取り組んできた。約半年間でフィリピンやインドネシアをはじめとした世界各国から2200人を超える参加者が集まり、収益を生活費や学費などに充てているという。

一方、CAICA DIGITALは子会社を通じて2022年11月からブロックチェーンゲーム専門 NFTローンチパッド『Zaif INO』を運営し、有力ゲームタイトルの獲得のみならず、企画・プロデュース、AI活用など、NFT事業をめぐる動きを活発化させている。

今回の業務提携によって、「Zaif INO」でゲームNFTを販売し、そのNFTをFUELGUILDで運用し、収益を暗号資産交換所Zaifのアカウントに付与するというシームレスな流れが実現されるという。NFT投資家は手間をかけずに資産運用が可能になるとともに、より多くのプレイヤーにプレイ機会が提供されるとしている。

|文・編集:coindesk JAPAN編集部
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