「シャンハイ」をリアルタイムでチェックするためのウォッチ・パーティー/ツール──日本時間13日朝7時27分頃

イーサリアムブロックチェーンの大型アップグレード「シャンハイ」は、協定世界時4月12日22時27分(日本時間13日7時27分)頃に予定されている。

イーサリアムコミュニティではさまざまなグループが「シャンハイ」で実現する、ステーキングされたイーサリアムの初の引き出しをリアルタイムで見ようと“ウォッチ・パーティー(観察会)”を計画している。

コアな人たちは「シャペラ(Shapella)とも呼ぶ「シャンハイ」は、昨年9月の「マージ」(PoWからPoSへの移行)や、約4年に1度のビットコイン(BTC)の半減期と同様、暗号資産コミュニティにとっては注目すべき重要なイベントだ。

また、多くの人にとっては、日食を見るために牧草地の真ん中に段ボール2枚くらいを敷いて、並んで空を見上げているような楽しい瞬間とも言える。

さまざまなコミュニティがウオッチ・パーティーを計画し、ステーキングされたイーサリアムの初めての引き出しを見るための最適な方法を探っている。いくつかピックアップしてみた。

ウォッチ・パーティー

  • Ethereum Cat Herders(イーサリアムブロックチェーン上の教育リソースを支援する分散型プロジェクトマネジメント組織)は「Shapella Mainnet Watch Party」を開催、YouTubeでのライブ配信を行う。日本時間13日6時45分頃から、こちらで。
  • EthStakersもライブ配信を行う(編集部注:リンク先は上記と同じになっている)
  • Nethermindは、シャンハイが暗号資産経済にどのような影響を与えるかについて、独自のライブ配信を行う。日本時間13日5時30分頃から、こちらで。

ブロックチェーン・エクスプローラーなど

  • Beacon Chain: イーサリアムブロックチェーンのエクスプローラー「beaconcha.in」は、シャンハイの稼働を確認できる素晴らしいリソース。エポック番号194,048に注目。シャンハイが実行され、ステーキングされたイーサリアムの引き出しが可能になるタイミングだ。引き出しの状況は、ここで確認できる
  • Wenmerge.com:マージでも人気を集めたサイト。引き出しを待つ行列を推定するダッシュボードがある。推定値はここで見ることができる
  • EtherscanのBeacon Chain Smart Contract:ステーキングに預けられたETHの量、そしてシャンハイ後にどれだけ増減するかを知りたい人は、Etherscanで数字の変化を確認できる

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ウォッチ・パーティーのイメージ(Dream by Wombo, modified by CoinDesk)
|原文:Ethereum’s Shanghai Upgrade: Here’s Our Guide to Watch Parties, Blockchain Tools