バンク・オブ・ニューヨーク・メロン(BNYメロン)は、自らを暗号資産にフレンドリーな銀行と考えておらず、暗号資産分野への投資は時間をかけて進めると4月18日に行われた第1四半期決算報告で述べた。
「これまでも言っているとおり、広くデジタル資産と暗号資産を手がけるまでにはかなりの時間を要するだろう」とロビン・ビンス(Robin Vince)CEOは述べた。
BNYメロンは暗号資産の預け入れに魅力的な場所かと質問された際、ビンスCEOは同意しなかった。ビンスCEOは、暗号資産ビジネスに進出し、「大量の現金」を生み出した会社もあるが、BNYメロンがそれに続く計画はないと指摘した。
「我々はさまざまなクライアントを持っている」「デジタルアセット・エコシステムに関わっている顧客もいるが、その分野を積極的に成長させることは我々のビジネス戦略ではない」(ビンスCEO)
|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:増田隆幸
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|原文:BNY Mellon CEO Says the Bank Is Going ‘Incredibly Slow’ on Crypto