現在の広大なインターネットネットワークに先立つARPANETが「最初のメッセージ」を送ったのは1969年。htmlと初の世界的にアクセス可能なウェブサイトが登場したのはそれから22年後のこと。その7年後には、著名な経済学者がインターネットが重要性を持つ可能性は低いと主張していた──GW中に公開されたコラムやインタビューから、日曜日に読みたいものを厳選。8本です。
暗号資産、まだ始まったばかり
忍耐は美徳と言われる。しかし市場、少なくとも日常的に耳にする市場の一部や参加者はすばやく利益を上げることが好きだ。長期投資家の方が夜はぐっすりと眠れるかもしれないが、注目はあまり浴びない。
しかし、暗号資産の開発に関しては忍耐が報われている。急速な成長という大きな約束を掲げてベータ版をローンチしたネットワークは設計を急いだせいで低迷している。……続きを読む。
価格こそがビットコイン成功の真の指標
多くの投資アドバイザーは市場は効率的であり、市場をただ所有すればよいと言う。つまり、個々の銘柄を選ぶのではなく、分散投資あるいはパッシブ・ファンド(株価や債券のインデックスに連動するような運用を目指すファンド)を勧める。資産価格はその価値を反映しており、それゆえ価格は正しいと多くの投資アドバイザーは信じている。……続きを読む。
米政府が銀行救済を秘密裏に進めていた日、ビットコイン取引数は過去最高を記録していた
4月30日、米政府が水面下で2つの銀行と救済案を練っていた頃、ビットコインネットワークは1日あたりの取引数が過去最高を記録した。
2017年の強気相場の中で達成したこれまでの記録を超え、14年の歴史の中で確定された取引数が最多となった。翌5月1日には、ファースト・リパブリック銀行が公的管理下に置かれ、その後、JPモルガン・チェースが預金と資産を買収。アメリカ史上、2番目の規模の銀行破綻となった。……続きを読む。
AIとweb3が築く未来を想像する
AIアシスタントがあなたの資産を管理し、アポイントを調整し、あなたに不快感を与えないようソーシャルメディアのフィードを調整してくれる世界を想像して欲しい。さらにAIは、NFTアートコレクションをキュレーションしたり、暗号資産(仮想通貨)関連の税務申告をサポートするようトレーニングされているかもしれない──。……続きを読む。
NFT、ハリウッドの現状を究極的に破壊──“Film3”が台頭
今年、アカデミー賞の短編実写映画賞を受賞したのは『アイリッシュ・グッバイ(An Irish Goodbye)』。手がけたのはクラウドファンディングで映画製作を行う“Film3”企業のファースト・フライツ(FIrst Flights)だ。
この映画の製作は同社がNFTを導入する以前に行われたが、先日完了した次の短編映画のための資金調達からわかるとおり、同社はWeb3導入に全力を注いでいる。……続きを読む。
現実資産(RWA)のトークン化が進展──伝統的金融機関の取り組みも活発化
主要金融サービス企業や大手企業の間で、Real World Asset(RWA:実世界の資産、現実資産)をブロックチェーンを使ってトークン化する動きが広まっている。ブロックチェーン業界関係者の多くは、2023年にこのトレンドがさらに加速すると楽観的だ。……続きを読む。
BTCマイニングの環境負荷軽減に取り組む6つのプロジェクト
ビットコイン(BTC)マイニングが環境に与える影響が、再び話題になっている。マイナー(マイニング事業者)の電力網への参加を制限するテキサス州の法案と、マイニング業界を批判するニューヨーク・タイムズの記事が原因だ。……続きを読む。
グリーン経済を解き放つ:ブロックチェーンは気候フレンドリーな投資機会を変革する
気候変動対策の必要性が一段と緊急性を帯びていくなか、サステナブルな成長とレジリエンス(回復力)を強化するイノベーティブなソリューションの探求はかつてないほど重要になっている。……続きを読む。
|文・編集:coindesk JAPAN編集部
|画像:Federico Respini/CoinDesk