bitFlyer(ビットフライヤー)の評判・口コミは? 入出金手数料、口座開設方法を紹介

※当サイト内のリンクから各暗号資産交換業者の口座開設を行うと、当社は対価として広告収入を得ることがあります。

bitFlyerは2014年1月9日に設立された株式会社bitFlyerが運営する仮想通貨取引所である(関東財務局長 第00003号)。2024年11月20日現在において、bitFlyerは国内最大級の取引量を誇る仮想通貨取引所(交換業者)として知られており、取扱通貨の種類は37種類である。

<記事のポイント>

  • bitFlyerはビットコインの取引量がトップクラスの仮想通貨取引所
  • 「bitFlyer セキュリティ・ファースト主義」を掲げ、顧客資産保護を最優先
  • T-POINTをビットコインに交換できる
  • 「クイック本人確認」によりオンラインで口座開設を完結

bitFlyer(ビットフライヤー)の基本情報

bitFlyer ロゴ
項目概要
取扱通貨数37
スマホ対応あり
取引方法現物取引/CFD/先物取引
最低取引数量(販売所)0.00000001 BTC
最低取引数量(取引所)0.001 BTC
最低取引数量(CFD)0.001 BTC-CFD
カスタマーサポート問い合わせフォーム/電話窓口
X(旧Twitter)@bitFlyer

bitFlyer(ビットフライヤー)の評判・口コミ

オンライン上で実施したアンケートに基づき、bitFlyerの口コミを以下にまとめた。

40代・男性
40代・男性

ビットフライヤーは、老舗の取引所だけあって、信頼感があります。特にセキュリティ面は安心できるし、操作性も直感的で分かりやすいです。以前、他の取引所を使っていたことがあったけど、ビットフライヤーに変えてから、安心して取引できるようになりました。ただ、一つだけ気になるのは、手数料が高いと感じることです。特に、少額の取引だと、手数料の割合が大きくなってしまうので、もう少し抑えてもらえると嬉しいです。あとは、取り扱い銘柄数が競合他社と比べるとやや少ない点も少し残念です。ビットフライヤーを利用する上で注意すべき点としては、やはり仮想通貨の価格変動が激しいということです。特に初心者の方は、少額から始めて、徐々に投資額を増やしていくことをおすすめします。
★★★★★ 5点

40代・男性
40代・男性

良かった点は、取引所ではなく販売所があるので素人でも他のユーザーとの駆け引きなくすぐに仮想通貨を購入できたことです。自分が購入したい分の仮想通貨、売りたい分の仮想通貨をすぐに売ることができるので、初めての利用でも気軽に仮想通貨の売買ができて良かったです。悪かった点は、アプリもブラウザもチャートがローソク足ではなく折れ線グラフになっているので売買のタイミングが分かり難いという点です。FXから移動してきたのでローソク足のチャートに慣れていて、それが使えないのはかなり微妙だなと思いました。設定で変更することもできませんし、テクニカル指標を表示することもできないのでチャートは物凄く見にくいと思います。利用する上で注意するポイントは、相場が荒れている時に販売所で成り行き注文ができない点です。取引所の方で指値なら問題なく取引できるのですが、暴騰、暴落時に販売所の方で成り行き注文をしようとしても注文自体が入らないようになっているので、その点は注意が必要だと思います。
★★★★ 4点

30代・男性
30代・男性

アプリから入会する時にweb上で本人確認と顔認証をすれば利用可能になるので楽な点が良かったです。入金につきましても銀行口座から直接送金できるので安全な点も良いです。GRTなどの変動値も素人でも簡単に見れて完全無料でアプリを使用出来るところと、キャンペーンで紹介コードを入力すると1500円分のポイントを無料で受け取れます。しかもそれは即出金も可能ですのでお得です。逆に無料やシンプルなアプリになるので情報量や最新の動きを把握するには有料サイトや知識が必要になる点は悪い点ではあります。初めての銀行送金だけは約一日ほど待たないと着金しないので注意が必要です。あとは出金手数料が一律500円かかるのがめちゃくちゃ痛いですね。
★★★★ 4点

40代・男性
40代・男性

ビットフライヤーは、多くのアルトコインを取り扱っている暗号通貨取引所であります。ビットコインだけでなく多くのアルトコインを売買したい場合には向いていると思っています。そのため口座開設しておいて損はないです。それにビットコインの板取引での取引高が高いこともあって、狙っている価格でビットコインを売買することしやすいというメリットがあります。それから取引所形式だけでなく販売所形式でも暗号通貨を売買することができるという点も良いです。ただし販売所形式での売買はスプレッドが高いこともあって、短期間での売買は不利です。また日本円を出金する際にも手数料がかかってしまうため日本円での出金の際に手数料なしを希望するのは無理なので、それがここを利用するデメリットの1つになります。
★★★★ 4点

30代・男性
30代・男性

1円から取引ができるのは良かったです。最初は仮想通貨の取引に慣れなければと考えていたので、リスクを最小限に抑えて少額で取引することができました。仮想通貨の積立やクレジットカードなど仮想通貨取引以外のサービスも提供していて、様々な使い方ができると評価しています。悪かったのはレバレッジ取引の対象がビットコインだけであることです。ビットフライヤーの取扱銘柄数は30以上もありますが、レバレッジが使えるのはビットコインだけです。最初は分かりやすいビットコインを選ぶと思いますが、慣れてきたら他の仮想通貨もやってみたいと考えるようになるので、他の仮想通貨では現物だけになってしまうと資金が少ないと効率よく稼ぐことができないです。できればレバレッジが使える仮想通貨を増やして欲しいです。
★★★★ 4点

【bitFlyerの口コミ調査について】

内容
募集媒体クラウドワークス
調査対象bitFlyerの利用経験がある人
募集期間2024年9月13日~9月14日

口コミからわかるbitFlyerの良い評判

  • スマホアプリが初めてでも扱いやすく初心者向き
  • 仮想通貨取引所でもトップクラスのセキュリティ
  • 仮想通貨取引以外のサービスも充実している

口コミからわかるbitFlyerの悪い評判

  • 環境によっては動作が重くなることがある
  • 手数料が高い

bitFlyer(ビットフライヤー)の手数料

bitFlyerの手数料については、取引のパターンや通貨の種類によっても異なる。概要は以下の通りだが、より詳細は公式HP内のこちらの記事「手数料一覧・税」を参照のこと。

アカウント作成手数料

無料

アカウント維持手数料

無料

ビットコイン売買手数料

  • ビットコイン簡単取引所:約定数量×0.01〜0.15%
  • Lightning 現物(BTC/JPY):約定数量×0.01〜0.15%
  • ビットコイン販売所:無料
  • bitFlyer Crypto CFD:無料

アルトコイン売買手数料

  • Lightning現物(ETH/JPY):無料
  • Lightning現物(ETH/BTC):約定数量×0.2%
  • Lightning現物(BCH/BTC):約定数量×0.2%
  • イーサリアム販売所:無料
  • イーサリアムクラシック販売所:無料
  • ライトコイン販売所
  • ビットコインキャッシュ販売所:無料
  • モナコイン販売所:無料
  • リスク販売所:無料
  • リップル販売所:無料

ビットコイン送付手数料

0.0004BTC

アルトコイン送付手数料

  • イーサリアム:0.005%
  • イーサリアムクラシック:0.005ETH
  • ライトコイン:0.001LTC
  • 0.001LTC
  • ビットコインキャッシュ:0.0002BTC
  • モナコイン:無料
  • リスク:0.1LSK
  • リップル:無料

bitWire 利用手数料

無料

bitWire SHOP 利用手数料

無料

入金手数料

【銀行振込】
振込元金融機関における手数料

【クイック入金】
住信SBIネット銀行の場合:無料
住信SBIネット銀行以外の場合:330円/件

出金手数料

【三井住友銀行の場合】
金額が3万円未満:220円
金額が3万円以上:440円

【三井住友銀行以外の場合】
金額が3万円未満:550円
金額が3万円以上:770円

bitFlyer(ビットフライヤー)の5つのメリット

bitFlyerのメリットとしては、以下の5つが挙げられる。それぞれ解説したい。

1. 国内最大級の取引量を誇る

ビットコインの取引量では、bitFlyerは国内最大級の水準を誇っている。取引量が多いため、流動性が非常に高く、他の仮想通貨取引所と比較して、ビットコイン取引をスムーズに行いやすいとされている。bitFlyerでは、最大2倍のレバレッジをかけられるビットコインFX取引も盛んに行われている。

他の取引所との取引量の比較

bitFlyerと他の主要な取引所との取引量を比較したランキングを下記にまとめた。

【ビットコイン(BTC)出来高ランキング(2024年10月)】

  1. bitFlyer:69,759 BTC
  2. GMOコイン:46,319 BTC
  3. Coincheck:32,322 BTC
  4. OKJ:7,732 BTC
  5. bitbank:5,723 BTC
  6. BitTrade:2,635 BTC
  7. 楽天ウォレット:1,776 BTC
  8. BITPoint:365 BTC
  9. BTCBOX:331 BTC
  10. Zaif:290 BTC

出所:Bitcoin日本語情報サイト 国内ビットコイン市況

2.様々な手数料が無料

bitFlyerでは、販売所での全通貨売買手数料やビットコインFX取引手数料、住信SBIネット銀行からの日本円の入金手数料などが無料(詳細:bitFlyer手数料一覧)。ビットコイン売買手数料やアルトコイン送付手数料など手数料が無料なものと発生するものがある。手数料は予告なく変更される可能性がある。

3.セキュリティ対策に力を入れている

bitFlyerでは、「bitFlyer セキュリティ・ファースト主義」という標語を掲げ、2014年の創業以来、セキュリティ・顧客資産保護を最優先に取り組んでいる。経営陣は、金融機関の中でも特にリスクに精通した分野の出身や、CISO(Chief Information Security Officer)を中心としたサイバーセキュリティチームとなっている。具体的なセキュリティ対策は、「bitFlyer のセキュリティ」から確認可能だ。

4.T-POINTをビットコインに交換できる

bitFlyer は、日本で初めてT-POINTをビットコインに交換できるサービスを実施した。T-POINTは100ポイントからビットコインに交換可能であり、交換に必要な手続きには Yahoo! JAPAN ID が必要だ。

5. 電話によるカスタマーサポートが使える

bitFlyerでは、電話によるカスタマーサポート対応を行っている。詳細については、以下の通り。

各種電話窓口

お取引やサービスに関するお問合せ: 03-6434-5864
不正ログインなど不正利用のご相談: 03-6434-7957
bitFlyerのサービスに対する苦情やご相談: 03-6434-7624
※電話窓口の営業時間は 平日 9 時 30 分 〜 17 時 30 分
※ 日本語のみ対応
※ 通話料は有料

お問合せフォーム

https://bitflyer.com/ja-jp/faq
※サポート時間は原則として 9 時 00 分 ~ 19 時 00 分

bitFlyer(ビットフライヤー)の4つのデメリット

bitFlyerのデメリットとしては、以下の4つが挙げられる。

1. アルトコインの取扱いはイーサリアムを除いて販売所のみ

bitFlyerの取引所ではビットコインとイーサリアムを取り扱っており、アルトコインの取り扱いについてはイーサリアム以外は販売所のみとなっている。

仮想通貨の取引には「取引所方式」と「販売所方式」の2つがある。取引所方式は投資家同士で売買を行う方法で、所定の手数料がかかる。bitFlyerの場合は0.01~0.2%だ。

販売所方式はbitFlyerを相手方に行う取引で、所定の手数料はかからないが、売値と買値の差である「スプレッド」がかかる。例えば売値400万円のときに買値420万円の場合、20万円がスプレッドだ。一般に、取引所方式の手数料よりも販売所方式のスプレッドのほうが高い。

そのため、bitFlyerでアルトコインを購入する場合は、費用がかさむ可能性がある。

ただしbitFlyer Crypto CFDの「bitFlyer Lightning」というサービスなら複数のアルトコインを取引所形式で売買が可能だ。

【bitFlyer Lightningで取引できる銘柄】

  • ビットコイン(BTC/JPY、ETH/BTC、BCH/BTC)
  • イーサリアム(ETH/JPY、ETH/BTC)
  • リップル(XRP/JPY)
  • ステラルーメン(XLM/JPY)
  • モナコイン(MONA/JPY)
  • ビットコインキャッシュ(BCH/BTC)

2. ブラウザの操作が重い場合がある

bitFlyerではブラウザの処理が重い場合があり、取引をしようと思っても注文が通らないケースがある点には注意すべきである。

3. 入出金手数料がやや高い

bitFlyerは「住信SBIネット銀行」以外からの入金は1件あたり330円の手数料がかかる(住信SBIネット銀行は無料)。また出金の場合、三井住友銀行への出金は440円(3万円未満は220円)、三井住友銀行以外で770円(3万円未満は550円)の手数料が徴収される。入出金手数料が無料の取引所もあることを考えれば、これはやや高い水準と考えられるだろう。

サーキットブレーカー制度による取引の一時停止

bitFlyerでは、ブラウザが重くなるなどの理由以外で取引ができなくなるサーキットブレーカー制度がある。サーキットブレーカーとは、相場価格の急落により、急落を止めるために値幅制限をかける仕組みだ。値幅制限を超える急落が発生すると強制的に取引が停止され約定できなくなる。bitFlyerのサーキットブレーカーの概要は以下の通りだ。

基準価格:10 分前の約定価格
制限値幅:基準価格の上下 20%
中断時間:約5分間
再開方法:中断時間経過後、板寄せ方式により取引を再開

bitFlyer(ビットフライヤー)の取扱通貨

bitFlyerの取扱仮想通貨は以下の通り。

  • BTC(ビットコイン)
    BTC
    (ビットコイン)
  • ETH(イーサリアム)
  • ETC
    (イーサリアムクラシック)
  • LSK(リスク)
    LSK
    (リスク)
  • XRP(リップル)
    XRP
    (リップル)
  • XEM(ネム)
    XEM
    (ネム)
  • LTC(ライトコイン)
    LTC
    (ライトコイン)
  • BCH(ビットコインキャッシュ)
    BCH
    (ビットコインキャッシュ)
  • XLM(ステラルーメン)
    XLM
    (ステラルーメン)
  • BAT(ベーシックアテンショントークン)
    BAT
    (ベーシックアテンショントークン)
  • DOT(ポルカドット)
    DOT
    (ポルカドット)
  • XTZ(テゾス)
    XTZ
    (テゾス)
  • XYM(シンボル)
    XYM
    (シンボル)
  • MONA(モナコイン)
    MONA
    (モナコイン)
  • LINK(チェーンリンク)
    LINK
    (チェーンリンク)
  • ZPG(ジパングコイン)
    ZPG
    (ジパングコイン)
  • ZPGAG(ジパングコインシルバー)
    ZPGAG
    (ジパングコインシルバー)
  • ZPGPT(ジパングコインプラチナ)
    ZPGPT
    (ジパングコインプラチナ)
  • POL(ポリゴン)
    POL
    (ポリゴン)
  • MKR(メーカー)
    MKR
    (メーカー)
  • FLR(フレア)
    Flare
    (フレア)
  • SHIB(シバイヌコイン)
    SHIB
    (シバイヌコイン)
  • SAND(サンドボックス)
    SAND
    (ザ・サンドボックス)
  • PLT(パレットトークン)
    PLT
    (パレットトークン)
  • AXS(アクシー)
    AXS
    (アクシー)
  • MANA(マナ)
    MANA
    (マナ)
  • IMX(イミュータブル エックス)
    IMX
    (イミュータブル エックス)
  • CHZ(チリーズ)
    Chiliz
    (チリーズ)
  • APE(エイプコイン)
    Ape Coin
    (エイプコイン)
  • DAI(ダイ).jpg
    DAI
    (ダイ)
  • AVAX(アバランチ)
    AVAX
    (アバランチ)
  • RNDR(レンダートークン)
    Render
    (レンダートークン)
  • GRT(グラフ)
    The Graph
    (ザ・グラフ)
  • DOGE(ドージコイン)
    DOGE
    (ドージコイン)
  • ELF(エルフトークン)
    ELF
    (エルフトークン)
  • MASK(マスクネットワーク)
    MASK
    (マスクネットワーク)
  • POL(ポリゴン)
    POL
    (ポリゴン)

bitFlyer(ビットフライヤー)の取引ツール/スマホアプリ

bitFlyerでは、「bitFlyer Lightning」という高機能な取引ツールを提供している。bitFlyer Lightningを活用することで、ビットコインやアルトコインの現物取引やレバレッジ取引を行うことができる。

bitFlyer 取引ツール
出典:https://blog-jp.bitflyer.com/n/nd639db11db52

専用のスマホアプリについて

bitFlyerは専用のスマホアプリ(iOS版Android版)がある。セキュリティ面でも仮想通貨(ビットコイン等)を外部へ送付する際は 2 段階認証が必須となっており、ユーザーの仮想通貨(ビットコイン等)を強固なセキュリティで保護している。

また、2021年9月にはAndroid 版アプリ「bitFlyer ウォレット」のホーム画面がリニューアルされ、主に以下2点が追加された。

市況の変化を視覚的に伝えるアニメーションの追加。

仮想通貨の価格が更新したときに光るようになり、価格変化を視覚的に捉えられるようになった。

変動率の大きい順から並べたカードを追加。

価格の変動をいち早くキャッチし、24 時間前からの価格の変動率をわかりやすくする目的。カードを見れば、bitFlyer で取り扱っている通貨の市況も把握できる工夫がされている。

bitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめである人の特徴

bitFlyer(ビットフライヤー)がおすすめである人の特徴は3つある。

  • 約定のスピードを重視して取引したい
  • セキュリティ対策が整った取引所で取引したい
  • 初めて仮想通貨を取引したい

約定のスピードを重視して取引したい

bitFlyerは、国内でもトップクラスの取引量を誇るため、ビットコインを取引所で取引する場合、他の仮想通貨取引所よりも早く約定しやすい。レバレッジ取引も可能であるため、短期で仮想通貨を取引して利益を得るために、約定のスピードを重視したい人に向いている。ただし、ブラウザからの取引が重い場合もあるので、使用する取引ツールによっては処理が重くなるケースもあるので留意しておこう。

セキュリティ対策が整った取引所で取引したい

bitFlyerは、数多くのセキュリティ対策と国内取引所でもトップレベルのセキュリティ意識を持っているので安心して利用できる。過去にも仮想通貨取引所に対するハッキング被害が起きているので、安心して利用するためにもセキュリティ対策が整っている取引所を選ぶのはおすすめだ。

初めて仮想通貨を取引したい

bitFlyerは、上級者も満足して利用できる取引ツールだけでなく、スマホアプリの使い勝手が良い。1円から仮想通貨を購入できる点も少額投資がしやすいことから初心者に適している。セキュリティ対策も整っていることから、初心者が初めて仮想通貨取引所の口座を開設する場合に有力な候補となるだろう。

bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設方法

bitFlyer 口座開設 画面
bitFlyer 公式サイトより

bitFlyer(ビットフライヤー)の口座開設の手順は以下の通り。

  1. メールアドレスの登録とパスワードの設定
  2. 利用規約の確認と二段階認証の設定
  3. 基本情報の入力と本人確認書類を提出
  4. 審査完了の通知で取引を開始

1.メールアドレスの登録とパスワードの設定

公式サイトにアクセスしてメールアドレスを入力する。口座開設の際、セキュリティの観点から十分な強度のパスワードの設定が望ましい。パスワードは9文字以上100文字以下で設定が可能だ。招待コードの入力もこのタイミングである。

2.利用規約の確認と二段階認証の設定

利用規約が表示されたら内容を確認して同意事項をチェックする。その後、パスワードに加えて追加の認証を行う二段階認証の設定を行う。携帯電話のSMS、認証アプリ、メール、複数の方法で設定できる。

3.基本情報の入力と本人確認書類を提出

画面の指示に従って基本情報の入力し、本人確認書類を提出する。スマートフォンで提出できる「クイック本人確認」と、bitFlyerからレターが送付される際の配達員へ提示する「対面での本人確認」の2つの方法があり、それぞれ提出できる書類は以下のとおりだ。

【クイック本人確認】

  • 運転免許証
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • 在留カード

【対面での本人確認】

  • 運転免許証
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)
  • パスポート
    ※パスポートに現住所が記載されていない場合、6か月以内に発行された現住所記載の追加書類(納税証明書・社会保険国民年金保険料領収書・公共料金領収書)の提出が必要

4.審査完了の通知で取引を開始

上記の内容で手続きは完了しており、審査完了の通知をメールなどで受け取れば取引を開始できる。

bitFlyer(ビットフライヤー)の仮想通貨の買い方

bitFlyer 販売所 画面
bitFlyer公式サイトより

販売所で仮想通貨を購入する場合は、下記の画面を開いて購入したい仮想通貨を選択して「買う」を選択する。日本円を入金していない場合は、手数料が無料の「住信SBIネット銀行」などを利用して仮想通貨を購入するための資金を入金しよう。

日本円または仮想通貨の単位で額面を指定して、「買い注文に進む」を選択する。その後、確認画面で「買い注文を確定する」を選択すれば、bitFlyerの口座に仮想通貨の購入が反映される。

bitFlyer(ビットフライヤー)でチャートを確認

bitFlyerでは、1時間から1年単位でビットコイン/日本円を始めとした各仮想通貨のチャートを確認することができる。また、過去24時間の最高値と最安値も常時表示されているのでトレードの参考になるだろう。

bitFlyer チャート
出典:https://bitflyer.com/ja-jp/bitcoin-chart

bitFlyer(ビットフライヤー)に関するよくある質問

続いて、bitFlyerに関するよくある質問に回答していこう。

bitFlyer(ビットフライヤー)で取り扱われている仮想通貨は?

2024年10月時点で37種類となっている。ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)を始め、テスラのCEOであるイーロン・マスク氏がX(Twitter)上でたびたび言及しているシバイヌ(SHIB)なども扱っている。

bitFlyer(ビットフライヤー)はレバレッジ取引できる?

bitFlyerでは、最大2倍の倍率でレバレッジ取引が可能だ。通常取引に比べて、2倍の利益を狙うことが可能となるので、少ない資金で効率よく運用できるだろう。これは、コインチェックなどのようなレバレッジ取引を扱わない取引所との差別化ポイントでもある。しかし、同時にレバレッジ取引は元本以上の損失を生じる可能性もあるため、その点には注意しておきたい。

bitFlyer(ビットフライヤー)はレンディングできる?

bitFlyerではレンディングのサービスを提供していない。

bitFlyer(ビットフライヤー)のセキュリティは?

bitFlyerのセキュリティ対応について詳細は公式ウェブサイト内「bitFlyer のセキュリティ」から確認することができるが、たとえば以下のような対策が謳われており、日頃から様々な手段が講じられているようだ。

  • 次世代暗号システム、最高強度の暗号化技術の導入による通信セキュリティの確保
  • FW(ファイア・ウォール)による社内環境の防御
  • WAF(ウェブ・アプリケーション・ファイアウォール)による不正アクセスの常時監視、負荷分散
  • DNS サーバー IP Anycast の導入によるネットワークの負荷分散
  • コールドウォレットに 80% 以上のビットコインを保管
  • 顧客情報データベースの暗号化
  • 顧客資産の分別管理

bitFlyer(ビットフライヤー)の業界シェアは?

具体的なパーセンテージは公表されていないが、ビットコインの取引量でほかの取引所と比較すると、国内最大級となっている。bitFlyerが1位になる月もあれば、ライバルであるCoincheckが1位となるケースもある。取引量が多いということは、売買の取引が成立しやすいということだ。

bitFlyer(ビットフライヤー)の入出金手数料は高い?

割と高めだ。まず入金については、住信SBIネット銀行からの場合は無料だが、それ以外からの場合は1回につき330円かかる。出金は、三井住友銀行への出金の場合は220円(3万円以上は440円)、それ以外の銀行への場合は550円(3万円以上の場合は770円)かかる。

bitFlyer(ビットフライヤー)で出金ができない

bitFlyer(ビットフライヤー)の出金の反映は、14時30分より前に行った場合は当日中または翌営業日中、14時30分以降の場合は翌営業日、翌々営業日になる。また、土日・祝は出金に時間を要する可能性がある。いつまでも出金が反映されない場合は、サポートページから個別にお問い合わせをしよう。

bitFlyer(ビットフライヤー)の本人確認にかかる時間は?

オンライン上で本人確認を完結させるクイック本人確認であれば最短で10分程度、問題がなければ当日中に本人確認が終了する。対面での本人確認では申請後1~2営業日以内に本人確認に必要な書類が届き、佐川急便の配達員に本人確認書類を提示する方法であり、クイック本人確認と比較すると本人確認の完了までに時間がかかる。