マトリックス法によるテクニカル分析(2023/6/9)ビットコイン、慎重に!上下どちらもあり得る局面:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

サマリー

総合評点は2.5とやや弱め。パターン分析は半値を抜けてレンジの上限トライ、移動平均線、MACD、一目は下方向、ボリンジャーはレンジ内取引を示唆するなどまちまちな結果。はっきりした方向感は出ていないが、今後も方向感が出ないというよりは、材料次第でどちらの方向に動き得るイメージか。決め打ちせず、相場の動きに柔軟に対応したいところ。

パターン分析

平行チャネルのレンジ内での取引継続。前回、350万円から400万円まで上昇した半値押し375万円を割り込んでいるので、レンジの下限を確認しに行く動きを予想。その通りレンジの下限近くでサポートされ、跳ね返され半値戻しを若干上回っている。今度はレンジ内での上値トライか。

評点:4

移動平均線

デッドクロス発生、但し、25MAは上向きでダマしの可能性あり。

評点:3

一目均衡表

一目の雲を下抜け、上値を押さえられている。転換線が基準線を下抜けており、遅行線がローソク足を下抜けると3役逆転となる。

評点:2

ボリンジャーバンド

バンド横ばいで、上下ともにバンドに跳ね返され、方向感出ず。むしろバンド内での横ばい取引を示唆か。

評点:3

MACD

デッドクロス発生、両線とも微妙に下向きで弱い形。

評点:1

RSI

40台で方向感なし。

評点:3

評点

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|編集:coindesk JAPAN
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|転載元:Rakuten Wallet