eToro、米ユーザー向けに4つの暗号資産の上場廃止を決定

暗号資産(仮想通貨)、株式、通貨、コモディティなど複数の資産に対応した取引プラットフォームのeToroは、アメリカ証券取引委員会(SEC)による最近の法的措置を受けて、アメリカの顧客向けに暗号資産の一部を1カ月後に上場廃止する予定だ。

eToroは6月12日、7月12日からアメリカの顧客はアルゴランド(ALGO)、ディセントラランド(MANA)、ダッシュ(DASH)、ポリゴン(MATIC)で新しいポジションを持つことができなくなると発表した。ただし、これらのトークンの既存のポジションは、保有することや売却することが可能だという。

この動きの理由としてeToroは「最近の動向」を挙げ、コインベース(Coinbase)とバイナンス(Binance)に対するSECの法的措置と、規制当局が特定の暗号資産を証券としてリストアップしたことに言及している。

この行動は先週カルダノ(ADA)、ソラナ(SOL)とMATICの上場を廃止したロビンフッド(Robinhood)に続くものだ。

|翻訳:coindesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:eToro
|原文:Investing Platform eToro to Delist Four Cryptocurrencies for U.S. Users Next Month