キャシー・ウッド氏が率いるARKインベストは、ビットコイン（BTC）ETF（上場投資信託）の申請書類を修正し、ブラックロック（BlackRock）と同様の監視共有協定を盛り込んだ。
協定は、（承認されれば）ETFが上場されることになる「シーボーBZX取引所（Cboe BZX Exchange）」と、米ビットコイン取引プラットフォームとの間で締結されることになるという。
監視共有協定は、市場操作の可能性を防ぐために、取引活動、清算活動、顧客識別に関する情報を共有する。
ブラックロックの申請に含まれていたこの協定は、SECがこれまで却下を続けてきたビットコインETFにとって、承認に向けた突破口となる可能性があると見られていた。
アークの申請書はブラックロックよりも先に提出されているため、ビットコインETFとして最初に承認される可能性が高いとブルームバーグのETFアナリスト、エリック・バルチュナス（Eric Balchunas）氏は指摘している。
｜翻訳：CoinDesk JAPAN
｜編集：増田隆幸
｜画像：キャシー・ウッド氏（Danny Nelson/CoinDesk）
｜原文：ARK Amends Spot Bitcoin ETF Filing to Include Surveillance Sharing, Similar to BlackRock
