スイスのプライベートバンク、ジュリアス・ベア(Julius Baer)がドバイで暗号資産サービスを展開する。ブルームバーグが28日に報じた。
チューリッヒに拠点を置く同行は、既存のライセンスを補完するために「デジタル資産ライセンスの変更」を申請するという。
ジュリアス・ベアは2020年初めから暗号資産サービスを提供しているが、スイス以外での提供は初めてとなる。
ドバイは2022年、取引所のバイナンスやOKXをはじめとする複数の暗号資産大手を誘致。暗号資産の規制当局としてVirtual Asset Regulatory Authority(VARA)を設立し、暗号資産企業にとっては、規制が不明確なアメリカなどに代わる魅力的な選択肢となっている。
ジュリアス・ベアにコメントを求めているが、当記事執筆時点までに返答はなかった。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:ドバイ(Shutterstock)
|原文:Julius Baer Eyes Expansion to Dubai for Crypto Services: Bloomberg