ポリゴン、実用性を高めるためにMATICからPOLへのトークンアップグレードを提案

ポリゴン(Polygon)の創設者と研究者のグループは、ネットワークトークンをMATICからPOLに置き換えるトークンアップグレードを提案した。

対象となるネットワークには、メインのポリゴンブロックチェーン、ポリゴンzkEVMネットワーク、さまざまなスーパーネット(メインのポリゴンネットワークの上で動作するアプリケーション固有のブロックチェーン)が含まれる。

この提案はMATICの価格を上昇させ、発表後最初の3分間で2.6%上昇して0.747ドルになった。

この提案が受け入れられれば、ネットワークバリデーターは単一のトークンを使って複数のチェーンの運用をサポートできるようになる。

MATICからPOLへのアップグレードは簡単なアクションが必要だ。アップグレードスマートコントラクトにMATICを送ると、このスマートコントラクトは自動的に同額のPOLを返す。コミュニティがアップグレードを支持すれば、トークン保有者は4年間という十分なアップグレード期間が与えられる。

すべてのポリゴンチェーンのコミュニティは、最終的に自分たちのチェーンがどのトークンをガス料金に使用するかを決定する。POLを選択する人もいるかもしれない。保有者はPOLを使用して、ポリゴン上に構築された分散型アプリケーションのガバナンス提案に投票し、すべての報酬はPOLで分配される。

|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:井上俊彦
|画像:Polygon Labs
|原文:Polygon Proposes Token Switch From MATIC to POL for More Utility