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WhaleFin(ホエールフィン)は、大手仮想通貨企業であるAmber Groupの日本法人であるAmber Japanが運営する暗号資産取引所だ。DeCurret(ディーカレット)をAmber Japanが買収したことをきっかけに、2022年9月から運営が開始された。
大手仮想通貨企業であるAmber Groupが運営していることから、信頼性が高く、盤石なセキュリティ対策が整えられており、長期保有に適したレンディングサービスを提供しているのが特徴だ。
WhaleFin(ホエールフィン)の基本情報
取扱通貨数 | 8種類 |
スマホ対応 | なし |
取引方法 | 現物取引 |
最低取引数量 | 0.0001 BTC |
公式サイト | https://www.whalefin.com/ja/home |
公式Twitter | https://twitter.com/jp_ambergroup |
WhaleFin(ホエールフィン)のメリット
Amber Groupが運営している
Amber Groupはシンガポールに本社を置く、大手仮想通貨企業であり、高い信頼性がある。Amber Groupが運営する暗号資産取引所がWhaleFinであり、数多くの大手企業や機関投資家から支援を受けている。日本ではAmber Japanが運営する日本在住者向けのWhaleFinが利用可能だ。
セキュリティ対策が充実している
WhaleFinの利用が安心である点は、運営会社だけでなく、強固なセキュリティ体制にある。マルチシグで秘密鍵を管理しており、コールドウォレットで仮想通貨を分別管理している。またAmber Groupではコールドウォレット保険と呼ばれる保険商品の販売も行っており、グループ全体の方針としてセキュリティを重視していることがわかる。
レンディングサービスを提供している
WhaleFinでは仮想通貨を預けて利息が受け取れるサービスであるレンディングを利用できる。そのため、セキュリティの高さからも長期的に暗号資産に投資することを目的に購入するのであれば、優れた取引所であるといえるだろう。
WhaleFin(ホエールフィン)のデメリット
取扱通貨が少ない
WhaleFinの取扱通貨は2023年7月時点で8種類と少ない。WhaleFinの口座開設を通して、投資できる暗号資産の幅は広がりにくい。BTC、ETC、XRPなど多くの取引所で取り扱われている銘柄は揃っているため、主要な銘柄を中心にレンディングを利用するなら十分ではある。
取引所取引ができない
WhaleFinが提供しているのは販売所取引のみであり、取引所取引はできない。取引所取引のほうが手数料は安く、短期売買を行う場合は手数料を安く抑えられるメリットがある。取引所取引がしたい場合は、別の暗号資産取引所で口座を開設するほうが良いだろう。
WhaleFin(ホエールフィン)の取扱通貨
WhaleFin(ホエールフィン)の取扱通貨は2023年7月時点で8種類ある。
- BTC(ビットコイン)
- ETH(イーサリアム)
- XRP(リップル)
- BCH(ビットコインキャッシュ)
- LTC(ライトコイン)
- ONT(オントロジー)
- QTUM(クアンタム)
- DAI(ダイ)
XRPの保有によって付与されたFLR(フレアトークン)の送付は可能だが、売買機能は実装されていない。
WhaleFin(ホエールフィン)の評判・口コミ
良い評判・口コミ
WhaleFinの評判・口コミは前身であるDeCurretに集中している。WhaleFinになる前はキャンペーンを積極的に行っており、ユーザーとの交流も公式Twitterアカウントを通して積極的に行われていたことから評判も高かったようだ。一方で、新たなWhaleFinの経営陣に対して期待を寄せる意見もあった。
悪い評判・口コミ
WhaleFinでは過去にDeCurretからWhaleFinに公式サイトから公式Twitterまで変更した際に、エラーが発生し、ログインできない不具合が多発した。初動のミスはDeCurret時代から暗号資産を取引してきた人が離れる原因につながった可能性がある。ただし、DeCurret時代から出金停止やレートの表示不具合はあったようだ。
WhaleFin(ホエールフィン)の手数料
現物取引(販売所)手数料:無料(スプレッドは自己負担)
入金手数料:無料
出金手数料:275円(税込)
暗号資産送付手数料
BTC(ビットコイン) | 0.0002BTC |
ETH(イーサリアム) | 0.0015ETH |
XRP(リップル) | 0.3XRP |
BCH(ビットコインキャッシュ) | 0.0008BCH |
LTC(ライトコイン) | 0.0018LTC |
ONT(オントロジー) | 10NT |
QTUM(クアンタム) | 0.01QTUM |
DAI(ダイ) | 6DAI |
FLR(フレアトークン) | 50FLR |
WhaleFin(ホエールフィン)の取引ツール・スマホアプリ
WhaleFinのスマホアプリはリリースされているが、リリースされているアプリはグローバル版のみログイン可能であり、日本版のアカウントではログインできない。
2023年1月16日に注意喚起として『スマートフォンからはご利用いただけません。PCからアクセスをお願いします。』発表しているが、スマートフォンに対する対応は進んでいない。日本版のWhaleFinを利用するなら、PCの取引ツールを使用する必要がある。
WhaleFin(ホエールフィン)のセキュリティ
WhaleFinは、Amber Groupによる厳格な情報セキュリティに守られている。保有している暗号資産は、すべて分別管理されており、インターネットに接続されていないオフライン環境であるコールドウォレットで資産が管理される。コールドウォレットの保管により、ハッキングなどによる暗号資産の流出を未然に防げる。
また、マルチシグによって秘密鍵を管理している。暗号資産の売買や送金(トランザクション)には秘密鍵が必要になるが、この秘密鍵を複数利用・署名にすることで、万が一にも不正アクセスによって秘密鍵が流出したとしても、秘密鍵を分散させることで盗難のリスクを軽減する方法だ。
Amber Groupによる厳格な情報セキュリティと裏打ちされた技術に守られていることから、安心して利用しやすい暗号資産取引所といえるだろう。
WhaleFin(ホエールフィン)がおすすめである人の特徴
セキュリティを重視したい初心者
暗号資産の歴史において、取引所がハッキングの被害に遭うことは何度もあった。日本の取引所でも通貨の流出が発生したことがある。そのため、初めて暗号資産を取引したいと考えている初心者の方にとって取引のセキュリティを重視することは重要だ。
セキュリティを重視するなら、大手仮想通貨企業で実績もあるAmber Groupが運営するWhaleFinは候補になるだろう。BTCを中心に主要な銘柄を取引できることから、主要な銘柄を取引したい初心者の方であれば、取扱通貨の少なさはデメリットになりにくい。
レンディングを中心に行いたい
WhaleFinはレンディングサービスを提供していることが特徴の取引所であるため、レンディングによる利息収入を中心に長期的に暗号資産で利益を獲得したい方に向いている。
WhaleFin(ホエールフィン)に関するよくある質問
WhaleFinに関してよくある質問は以下の通りだ。
Q WhaleFinで取り扱いがある仮想通貨は?
BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、XRP(リップル)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)、ONT(オントロジー)、QTUM(クアンタム)、DAI(ダイ)の8種類となっている。
Q WhaleFinの読み方は?
「ホエールフィン」と読む。シンガポールに本社を置く仮想通貨企業Amber Groupが運営している暗号資産取引所だ。日本在住者向けの仮想通貨取引所は、Amber Japanが運営している。
Q WhaleFinでは取引手数料はかかる?
取引手数料は無料となっているが、仮想通貨を購入する際には購入価格と売却価格の差(スプレッド)があるため、このスプレッドが実質的に利用者のコストとなる。
Q WhaleFinの取引時間は?
24時間365日利用可能だが、臨時のシステムメンテナンスなどの際には利用できない。臨時メンテナンスが実施される際には、WhaleFinのウェブサイトの中でお知らせが出される。