バイナンス(Binance)は、世界中で合法性を確立することを目指し、エルサルバドルで2つのライセンスを取得したと8月8日に発表。現在、18の市場でライセンスを獲得しているという。
エルサルバドル中央銀行(Banco Central de Reserva)は、バイナンスにビットコイン・サービス・プロバイダー(BSP)ライセンスを付与し、サルバドル国家デジタル資産委員会はデジタル資産サービス・プロバイダー(DASP)ライセンスを付与したと同社は声明で述べた。
「これらのライセンスにより、バイナンスはエルサルバドルの顧客ニーズに合わせた選択肢を含め、提供するプロダクトやサービスを拡大することができる」とバイナンスのコロンビア・中央アメリカ・カリブ海地域担当ゼネラルマネージャーのダニエル・アコスタ(Daniel Acosta)氏は声明に記している。
1月、エルサルバドル議会はデジタル証券に関する法律を可決、「ボルケーノ・ボンド」とも呼ばれるビットコイン担保債券を発行するための枠組みを整備した。4月には、Bitfinexが同国初のデジタル資産サービス・プロバイダーのライセンスを取得したと発表している。
|翻訳:CoinDesk JAPAN
|編集:増田隆幸
|画像:Shutterstock
|原文:Binance Receives License to Offer Bitcoin, Digital Asset Services in El Salvador