マトリックス法によるテクニカル分析(2023/8/17)ビットコイン、相場好転は空振り?:楽天ウォレット

本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。

※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。

サマリー

総合評点は前回同様2.8。先週、上昇フラッグ完成、ゴールデンクロスと停滞期からの脱出を示唆する指標が出たが、ダマしに終わり、あと一歩だったヘッドアンドショルダーや三役好転も未完成。結局、相場の方向性は出ていない。

パターン分析

下降チャネルを上抜けたが、ヘッドアンドショルダーは完成せず。6月の上昇の半値押しでサポートされたが、その半値戻しで押し返された格好。何とか下降チャネルのレジスタンスがサポートとなっている。は失敗。先週、「低迷期を脱した印象だが、まだ確信は持てない」としたが、まだ何とも言えない状況が続いている。

評点:3

移動平均線

ゴールデンクロスが発生、直後に上昇したが、その後は両線とも横ばいで方向感出ていない。

評点:3

一目均衡表

雲の上に出れば三役好転の買いサインが点灯するところだったが、結局、雲の上限に上値を押さえられた格好。

評点3

ボリンジャーバンド

先週「バンドの中央に戻して来るイメージ」と申し上げたが、その中央に戻ってきて、更に方向感が無くなった。スクィーズも継続。

評点:3

MACD

ゴールデンクロスから10日経過、今度はデッドクロス目前。

評点:2

RSI

50近辺で方向感なし。

評点:3

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|編集:coindesk JAPAN
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|転載元:Rakuten Wallet