本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
サマリー
総合評点は前回同様2.3。今週はETFを巡る材料に振らされた印象だが、パターンやボリンジャーなど中立を示す指標が増えてきたが、まだ一目や移動平均線は下値余地を示唆している。
パターン
6月の上昇の半値押しのサポートを割り込み下落、その7月のピークと8月の安値の半値戻しで上値を押さえられて失速。新たに370万円~410万円のレンジを形成した格好だが、方向感は出ていない。
評点:3
移動平均線
デッドクロス発生からおおよそ2週間経過、9MAが上向きかけていたが、下向きに転じ、サポートとなっていた200MAも割り込みつつある。
評点:2
一目均衡表
一旦、雲の中に入り売りサイン消えたが、結局ダマしに終わり、再び三役逆転の売りサイン点灯。
評点1
ボリンジャーバンド
エクスパンションで下向きのトレンド発生中だが、バンドがやや収縮気味にも見える。
評点:3
MACD
ゴールデンクロスはダマしに終わり、新たにデッドクロス発生寸前。
評点:2
RSI
売られ過ぎ水準から反発、その後低下するも30台をキープしている。
評点:3
評点
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|編集:coindesk JAPAN
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