SECがビットコインETF申請の判断を延期/ロビンフッドは第3位のビットコイン保有者【Weekly Review:8/26〜9/1】

今週の注目!

世界最大の人口を誇るインドでの取り組み。同国最大のコングロマリットという、いわば中央集権型組織が分散型の事業をどう発展させていくのか。

ビットコイン

ビットコインは2万6000ドル割れから、グレイスケールの判決で反発したものの、また2万6000ドルを割っている。

規制動向

SECは予想どおりだが、複数のビットコインETF申請に対する判断を延期した。次の焦点は、10月半ば。

バイナンス

グローバルでは規制の逆風にさらされているが、日本市場をチャンスを捉えているバイナンス。取引所にとどまらないビジネスを展開していくという。

マーケット動向

イーサリアムを「商品(コモディティ)」とした裁判はプラスに働くか。アルトコインの目立った動きは少なかった。

業界動向

三菱UFJ信託銀行が国内での暗号資産カストディに乗り出す。動向にとっては、数年越しのリベンジ。国内機関投資家の参入のきっかけになるか。

One More Thing…

世界の基軸通貨であるドル、それに続くユーロ、円などではない、新興国の通貨をベースとしたステーブルコイン。100億ドルと言われる同国の送金市場を考えると、チャンスはあるか。

|文・編集:増田隆幸
|トップ画像:Shutterstock