今週の注目!:KONAMI、NFTマーケットプレイス発表
KONAMIが東京ゲームショウで、同社初のWeb3プロジェクトとなるブロックチェーンゲームとともに、NFTマーケットプレイス「リセラ(Resella)」を発表。外部にも開放・連携していくという。Web3マスアダプションに向けた1つのきっかけとして期待される。
KONAMI、日本円で取引できるNFTマーケットプレイス「リセラ」発表──外部提供も視野に
コナミデジタルエンタテインメントは9月21日にスタートした「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」において、同社初のweb3プロジェクト「PROJECT ZIRCON(プロジェクト・ジルコン)」につづき、NFTマーケットプレイス「リセラ(Resella)」を発表した。
ビットコイン
歴史的に毎年、最後の四半期(10-12月期)は好調ということだが。
ビットコインのドミナンスが50%に上昇、さらなる上昇の余地:アナリストら
デジタル資産市場全体に占めるビットコインのシェアを示すドミナンスは18日に50.2%に上昇。ここ1カ月で最も高い水準となり、6月末に記録した26カ月ぶりの高水準である52%に近づいた。
金融政策決定を前にビットコインは2万7000ドルを維持──XRP、ADA、DOGEもほとんど変化なし
ビットコイン、年末までに3万7000ドルも──歴史的に第4四半期は好調:Matrixport
1年の最後の四半期(10-12月期)は歴史的にビットコイン(BTC)のパフォーマンスが最も高く、過去9年の平均リターンは35%を超えていると暗号資産(仮想通貨)サービスプロバイダーのマトリックスポート(Matrixport)は9月20日、レポートに記した。
ビットコイン、FRBパウエル議長のタカ派発言で2万6900ドルまで下落
2021年のビットコイン87%下落はアラメダの誤発注が原因:元従業員が証言
サム・バンクマン-フリード(Sam Bankman-Fried)氏の会社の内部事情を暴露し始めた元従業員の証言によれば、2021年にビットコイン(BTC)価格が一時的に87%以上下落した騒動の背後には、彼の暗号資産(仮想通貨)トレーディング会社アラメダ・リサーチ(Alameda Research)が関与していた。
イーサリアム
今週はイーサリアム関連のニュースも多かった。テストネットのローンチ失敗という、珍しいニュースも伝えられた。
イーサリアムのMergeから1年、総供給量は30万ETH減少
イーサリアムの分析ダッシュボードultrasound.moneyによると、それ以来、イーサリアムは68万455.31イーサリアム(ETH)をミントし、98万377.87ETHをバーンし、29万9922.50ETHの純供給減少を引き起こした。年率換算すると、供給量は0.249%減少したことになる。
イーサリアム、珍しい失敗──テストネット「Holesky」ローンチできず
イーサリアムブロックチェーンは新しいテストネット「Holesky」を9月15日にスタートさせることに失敗し、歴史的なアップグレード「マージ(Merge)」の1周年を祝うはずだった技術的なイベントに泥を塗った形になった。
ブテリン氏含むクジラが取引所にイーサリアム入金──対ビットコインで14カ月ぶりの安値に
イーサリアムの共同創設者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏を含む大口保有者が、イーサリアム(ETH)を暗号資産(仮想通貨)取引所に移したことが売却の前兆ととらえられ、ビットコイン(BTC)に対するイーサリアムの価格は14カ月ぶりの安値に下落した。
マーケット動向
チェーンリンクが伝統的金融機関との提携で上昇、米国債市場の静けさが暗号資産を支えている……いずれも伝統的金融(TradFi)との関係が強まっていることを示すニュース。
チェーンリンクが10%以上急騰──伝統的金融機関との提携で
イーサリアムネットワーク上に構築された分散型オラクルネットワークであるチェーンリンク(Chainlink)のLINKトークンは18日に10%以上急騰した。伝統的な金融機関との新たな提携が背景にある。
アメリカ国債市場のボラティリティが低下──それが暗号資産にとって重要な理由
アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)が借入コストを上昇させ続ける決意を示しているにもかかわらず、25兆ドル(約3625兆円、1ドル=145円換算)規模のアメリカ国債市場には不思議な落ち着きがある。この静けさが、暗号資産(仮想通貨)を含むリスク資産を支えている。
業界動向
大物でもフィッシング詐欺に遭ってしまう…。
スリー・アローズ創業者、シンガポールで9年間の活動禁止処分
ドイツ金融大手、保険付きステーキングサービス提供へ──TradFi(伝統的金融)の暗号資産への参入進む
Boerse Stuttgart Group(ベールゼ・シュトゥットガルト・グループ)の暗号資産(仮想通貨)部門「Boerse Stuttgart Digital(ベールゼ・シュトゥットガルト・デジタル)」は、来年、完全保険付きの暗号資産ステーキング・サービスを導入する。同社の広報担当者がCoinDeskに語った。
マーク・キューバン氏、フィッシング詐欺で1億3000万円相当の暗号資産を失う
NBA「ダラス・マーベリックス」のオーナーで、ビリオネアのテクノロジー投資家、マーク・キューバン(Mark Cuban)氏が、フィッシング詐欺で週末、約87万ドル(約1億3000万円、1ドル145円換算)相当の暗号資産(仮想通貨)を失った。
野村HD子会社のレーザー・デジタル、機関投資家向けに「Bitcoin Adoption Fund」を提供
野村ホールディングスのデジタル資産運用子会社であるレーザー・デジタル(Laser Digital)は、機関投資家にビットコイン(BTC)へのエクスポージャーを提供する新しいファンドをスタートさせた。
バイナンスのビットコイン取引高、57%減少──規制圧力高まる
コナミ、ブロックチェーン技術でゲームを共創する「PROJECT ZIRCON」発表
コナミデジタルエンタテインメントは9月21日、この日スタートした「東京ゲームショウ2023(TGS2023)」において、ブロックチェーン技術を活用してユーザーがファンタジー世界を共創できるKONAMI初のWeb3プロジェクト「PROJECT ZIRCON(プロジェクト・ジルコン)」を発表した。
One More Things…
日本は今、規制の明確さでグローバルに注目されているが、日銀の動きは「不透明」だという。
日銀が不確実性の源:暗号資産ボラティリティトレーダー
アーダーン氏はCoinDeskに対し、「将来的には日銀が最も大きな不確実要因になると思う。FRBであれ欧州中央銀行(ECB)であれ、彼らの政策方針は明確だが、日銀はそうではない。つまり、日銀は予想を超えて我々を『驚かせる』可能性が高い」と述べた。
|文・編集:増田隆幸