本稿ではビットコイン相場をパターン分析・移動平均線(9MA・25MA)・一目均衡表・ボリンジャーバンド・MACD・RSIの代表的な6種類のテクニカル分析で5段階(5→1:強→弱)で評価し、その平均で相場の強弱を評価する。
テクニカル分析において定点観測と客観性が重要と考える。代表的な分析手法を複数組み合わせることで、恣意性を排除し、精度を高める狙い。
※本記事は「楽天ウォレット」のテクニカルレポートを転載したものです。
サマリー
総合評点は4.0。前回指摘した踏ん張りどころを乗り越えレンジの上限再トライ。上抜けに成功するかは分からないが、一目で3役好転が点灯するなど強めのサインも出始めている。
パターン分析
前回「ここは踏ん張りどころ」として「半値戻し水準でサポートされれば」レンジの上限410万円「再トライが臨める」と申し上げたが、見事にその通りの展開に。今回2回目のトライで抜けるかは分からないが、このレンジの上限は7月からの下落の半値戻しでもあり、ここを抜ければ全値戻しとまではいかずとも、7月から続く弱気相場の脱出が鮮明となる。
評点:4
移動平均線
ゴールデンクロス発生から2週間経過。勢いは薄れたが、200日移動平均線にサポートされ上放たれており、上目線継続。
評点:4
一目均衡表
先週、「月末にかけて雲の幅が狭くなるので」「正念場」を迎えると申し上げたが、僅かならがら雲を上抜けた。転換線が基準線を上回り、遅行線もローソク足を上回り、3役好転の買いサイン点灯。
評点:5
ボリンジャーバンド
バンドがスクィーズしたままで、まだ明確なトレンドは出ていない。
評点:3
MACD
ゴールデンクロス継続。一旦、デッドクロスになりかけたものの粘り切り、再びシグナルとの乖離幅が拡大、新たなゴールデンクロスが発生したのに近い格好。
評点:5
RSI
50台で方向感なし。
評点:3
評点
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|編集:coindesk JAPAN
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