ビットコイン現物ETFの広告戦争が始まる──ビットワイズが初の広告を発表

米証券取引委員会(SEC)によるビットコイン現物ETF(上場投資信託)の承認は、早ければ2024年1月にも行われるとの予想が一般的であり、ビットワイズ・アセット・マネジメント(Bitwise Asset Management)は18日、ビットコイン現物ETFの最初の広告と思われるものを発表した。

ビールのブランド「ドスエキス」の広告に数多く登場し、「世界で最も興味深い男」として知られる俳優のジョナサン・ゴールドスミス(Jonathan Goldsmith)が、「最近何が面白いか知っている?ビットコインだよ」と答えるものだ。

ビットワイズのほかにも多くの企業がビットコイン現物ETFを申請しており、SECの承認を待っている。世界最大の資産運用会社ブラックロック(BlackRock)のような大手企業とは異なり、ビットワイズは数年前から暗号資産ETF商品を提供しており、その点は広告の最後で「暗号資産専門家が支えるETF」と明記されている。

ビットワイズの現在の商品には、ビットワイズ・ビットコインイーサリアム均等荷重ストラテジーETF(Bitwise Bitcoin and Ether Equal Weight Strategy ETF:BTOP)とビットワイズ・ビットコインストラテジー最適ロールETF(Bitwise Bitcoin Strategy Optimum Roll ETF:BITC)があり、どちらも先物をベースにしている。

|翻訳・編集:林理南
|画像:Shutterstock
|原文:Bitcoin ETF Ad War Officially Underway With Bitwise Campaign